【F1 2023】第9戦カナダGPでフェルスタッペンが今季6勝目
2023.06.19 自動車ニュースF1世界選手権第9戦カナダGPの決勝が、2023年6月18日、カナダはモントリオールのサーキット・ジル・ビルヌーブ(4.361km)を70周して行われた。
レッドブル・ホンダRBPTのマックス・フェルスタッペンがポールポジションから完勝し、今シーズン6勝目、5月のマイアミGPから4連勝を飾った。通算41勝は、アイルトン・セナが持つ歴代5位の記録タイ。レッドブルにとっては節目の100勝目となった。
2位はアストンマーティン・メルセデスのフェルナンド・アロンソ。スタート直後に1つポジションを落とし3位となるも、レース序盤のうちに2位奪還に成功。今季6回目のポディウムにのぼった。
3位はメルセデスのルイス・ハミルトン。スタートでアロンソを抜いたが、モントリオールではアストンマーティンの速さにかなわなかった。
雨の予選で中団からスタートすることとなったフェラーリ勢が続き、シャルル・ルクレール4位、カルロス・サインツJr.5位。同じく予選でつまずいたレッドブルのセルジオ・ペレスが6位に入り、ファステストラップも記録した。
ウィリアムズ・メルセデスのアレクサンダー・アルボンが非力なマシンで大健闘し7位入賞。アルピーヌ・ルノーのエステバン・オコン8位、母国GPを戦ったアストンマーティンのランス・ストロール9位、そしてアルファ・ロメオ・フェラーリのバルテリ・ボッタスが10位でチェッカードフラッグを受け、ポイントを獲得した。
以下、11位オスカー・ピアストリ(マクラーレン・メルセデス)、12位ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、13位ランド・ノリス(マクラーレン)、14位角田裕毅(アルファタウリ・ホンダRBPT)、15位ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース・フェラーリ)、16位ジョウ・グアンユー(アルファ・ロメオ)、17位ケビン・マグヌッセン(ハース)、18位ニック・デ・ブリース(アルファタウリ)が完走した。
チャンピオンシップ独走中のフェルスタッペンは獲得ポイントを195点とし、ランキング2位ペレスとの差は69点にまで拡大。3位アロンソ117点、4位ハミルトン102点、5位サインツJr.68点と続く。
コンストラクターズチャンピオンシップは、1位レッドブル321点、2位メルセデス167点、3位アストンマーティン154点、4位フェラーリ122点、5位アルピーヌ44点といった上位の顔ぶれとなる。
(文=bg)