【F1 2023】第13戦ベルギーGPでフェルスタッペンが今季10勝目
2023.07.31 自動車ニュースF1世界選手権第13戦ベルギーGP決勝が、2023年7月30日、ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキット（7.004km）を44周して行われた。
今シーズン3回目のスプリントウイークで、レッドブル・ホンダRBPTのマックス・フェルスタッペンがスプリントを制し、ギアボックス交換による5グリッド降格ペナルティーで6番グリッドからスタートしたレースでも圧勝した。これで破竹の8連勝、今季10勝目、通算45勝目を飾ったことになる。またレッドブルは開幕から12連勝を達成し、1シーズン中の最多連勝記録を35年ぶりに塗り替えた。
2位はレッドブルのセルジオ・ペレス。スタートでトップを奪うも、チームメイトの猛追を抑えることはできず、最終的に22秒もの大差をつけられてチェッカードフラッグ。レッドブルは5月のマイアミGP以来となる1-2フィニッシュを遂げた。
3位はフェラーリのシャルル・ルクレール。フェルスタッペンのグリッド降格でポールポジションからスタートするも、オープニングラップでペレスに、レース序盤のうちにフェルスタッペンにもかわされた。それでも、第10戦オーストリアGP以来となる表彰台は守り切った。
メルセデスのルイス・ハミルトンは4位でゴールし、ファステストラップも記録。アストンマーティン・メルセデスのフェルナンド・アロンソが5位。メルセデスのジョージ・ラッセルは、上位陣より1つ少ない1ストップ作戦を成功させて6位でレースを終えた。
マクラーレン・メルセデスのランド・ノリスはスターティングポジションと同じ7位。アルピーヌ・ルノーのエステバン・オコンは8位。アストンマーティンのランス・ストロール9位。そして10位にアルファタウリ・ホンダRBPTの角田裕毅が入り、今季3度目の入賞を果たした。
以下、11位ピエール・ガスリー（アルピーヌ）、12位バルテリ・ボッタス（アルファ・ロメオ・フェラーリ）、13位ジョウ・グアンユー（アルファ・ロメオ）、14位アレクサンダー・アルボン（ウィリアムズ・メルセデス）、15位ケビン・マグヌッセン（ハース・フェラーリ）、16位ダニエル・リカルド（アルファタウリ）、17位ローガン・サージェント（ウィリアムズ）、18位ニコ・ヒュルケンベルグ（ハース）が完走した。
ドライバーズチャンピオンシップは、1位フェルスタッペン314点、2位ペレス189点となり、フェルスタッペンのリードは125点に拡大。3位アロンソ149点、4位ハミルトン148点とハミルトンが1点差に接近し、5位には99点のルクレールがついている。
コンストラクターズチャンピオンシップは、1位レッドブル503点、2位メルセデス247点、3位アストンマーティン196点、4位フェラーリ191点、5位マクラーレン103点と続く。
（文＝bg）
