日本自動車工業会が「ジャパンモビリティショービズウィーク2024」のイベント概要を説明
2024.09.20 自動車ニュース![]() |
日本自動車工業会(自工会)は2024年9月20日、同年10月15日から10月18日にかけて開催される「ジャパンモビリティショービズウィーク2024」のオンライン説明会を開催。現時点での企画概要を発表した。
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2023年に開催されたジャパンモビリティショーをさらに進化させ、「モビリティー関連企業と次世代を担うスタートアップによる、ビジネス共創を生み出すビジネスイベント」として開催される、ジャパンモビリティショービズウィーク2024。会場となる千葉の幕張メッセでは、大きく分けて「ブース出展」「ビジネスマッチング」「未来モビリティ会議」という3つのコンテンツが展開される。
【ブース出展】
モビリティー産業が抱える課題を解決するスタートアップや、事業共創によりさらなる革新を遂げたい事業会社、計200社以上が参加予定。前者のスタートアップについてはカーボンニュートラルやサプライチェーン、モノづくり、トランスフォーメーションなどが出展テーマとして想定されており、事業会社の内訳は、モビリティー関連産業や、電気・情報/通信産業、重工業、建設工業の企業となる。関連する車両の展示も予定されている。
【ビジネスマッチング】
スタートアップ・事業会社間でコミュニケーションがとれる場所を、会場内だけでなくオンラインでも用意。より円滑かつ具体的な商談を生み出すためのオンラインコミュニケーションツールとして、「Meet-up Box」(ミートアップボックス)を2024年8月に開設。2024年9月16日時点で、登録企業数は546となっており、今後も増えることが期待される。このツールは会期後も継続して稼働し、事業共創に向けたオンライン上でのマッチングなどが続くようサポートが続けられる。
【未来モビリティ会議】
著名な有識者を招き、豊かで夢のあるモビリティー社会についての情報発信にとどまらず、モビリティー産業が抱える課題についてのパネルディスカッションを行う。
会期初日の10月15日には、自工会会長の片山正則氏やスタートアップ企業の代表が特別セッションを実施。2日目以降は、自工会副会長の鈴木俊宏氏および理事に加え有識者が登壇し、「カーボンニュートラル」「モノづくり」「付加価値創造」をテーマにビジネスセッションに臨む。
各日の開催内容・テーマおよび登壇予定者は以下のとおり。
- 10月15日:開催スピーチ/モビリティ社会実現に向けた共創やオープンイノベーションに向けてのテーマセッション(片山正則氏、茅本隆司氏ほか)
- 10月16日:「日本式」カーボンニュートラル実現戦略とは?(モーリー・ロバートソン氏、小木曽聡氏ほか)
- 10月17日:モノづくり大国日本の、モビリティ製造最前線(井上雅宏氏、丸山浩二氏ほか)
- 10月18日:モビリティは課題先進国・日本の未来を変えるか?(茂木健一郎氏、ロバート・キャンベル氏ほか)
なおジャパンモビリティショーは、企業連携を推進する今回のビジネスイベントと、未来のモビリティー像を示すショーイベントの交互開催となり「2年でひとつのパッケージ」とされている。
ジャパンモビリティショービズウィーク2024については日本を代表するデジタルイノベーションの総合展「CEATEC 2024」との併催となっており、来場者は両イベントに無料で入場可能。合わせて参加企業約1000社を数える、一大イベントになるとアピールされる。
【開催概要】
- 名称:ジャパンモビリティショービズウィーク2024
- 会期:2024年10月15日~10月18日
- 開場時間:10時~17時
- 会場:幕張メッセ(国際展示場)
- 入場:無料(入場にはオンラインでの事前登録が必要)
- 主催:一般社団法人 日本自動車工業会
- 共催:一般社団法人 日本自動車部品工業会
- 公式サイト:https://www.japan-mobility-show.com/
(webCG)