オープントップのハイパーカー「パガーニ・ウトピア ロードスター」が日本上陸

2025.03.25 自動車ニュース webCG 編集部
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パガーニ・ウトピア ロードスター
パガーニ・ウトピア ロードスター拡大

日本で伊パガーニアウトモビリとオフィシャルパートナー契約を結ぶSKY GROUP(スカイグループ)は2025年3月25日、パガーニのハイパーカー「Utopia roadster(ウトピア ロードスター)」を国内初披露した。

フォトギャラリー:「パガーニ・ウトピア ロードスター」の外装・内装を見る(60枚)

 
オープントップのハイパーカー「パガーニ・ウトピア ロードスター」が日本上陸の画像拡大
 
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パガーニ・ウトピア ロードスターは、2022年9月に登場したハイパーカー「パガーニ・ウトピア」のオープントップバージョン。グローバルで130台しか生産されない限定車で、2024年8月に世界初公開された時点で完売となっていた。

ウトピア ロードスターのボディーサイズは全長×全幅×全高=4673×2060×1165mmで、ホイールベースは2796mm。ルーフは着脱式のハードトップとなっており、運転環境や好みに合わせてクーペスタイルとオープンスタイルの切り替えができるほか、急な雨などに対応するソフトトップスタイルも選択可能となっている。

ドアは多くのハイパーカー/スーパーカーにも見られる跳ね上げ式。フロントボンネットは前ヒンジ、リアのエンジンフードは後ろヒンジで大きく開く。シャシーはカーボンファイバーとチタニウムを用いたハイブリッドモノコック構造となっており、ボディーパネルはフルカーボン。乾燥重量で1280kgという軽めの車重もセリングポイントとされている。

乗車定員は2人で、インテリアの大部分はレザーとカーボン、アルミニウムで構成される。コックピットで目を引くのは、クラシックな時計を想起させるハンドメイドのアナログメーター。スピードメーターとタコメーターはその内部構造の一部をのぞき見ることができ、その間には各種インフォメーションを表示するディスプレイが設置される。センターコンソールには油圧計や温度計など4つのメーターが並び、管状のエアコン吹き出し口や、リンケージをあえてむき出しにしたMTシフトレバーなどが与えられる一方、現代的な大型ディスプレイは備わらない。

そのキャビン後方にはメルセデスAMGの手になる6リッターV12ツインターボエンジン(最高出力864PS、最大トルク1100N・m)を搭載。トランスミッションはXtrac(エクストラック)製の7段AMT(Automated Manual Transmission)または7段MTが用意される。いずれの形式でも、クーペのウトピアと同様に、電子制御式のメカニカルディファレンシャルが組み合わされる。パフォーマンスについては「最高速350km/h」(リミッターにより350km/hに制限)と公表されている。

ウトピア ロードスターの価格は、消費税や輸送費を除いた値で312万ユーロ(1ユーロ162円換算で5億0544万円)。グローバルでの生産は2025年末に始まる予定で、日本国内には4台が入荷する見通しとなっている。

(webCG)

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