三菱ブースで片山右京氏と増岡 浩総監督がトークショーを実施【オートモビル カウンシル2025】

2025.04.11 自動車ニュース 藤沢 勝
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三菱HSR-II
三菱HSR-II拡大

三菱自動車は2025年4月11日、同日に開幕した「オートモビル カウンシル2025」(会期:4月13日まで)の自社ブースでトークショーを開催し、展示車両を紹介した。

三菱デボネア
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三菱ギャランΛ
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三菱ディアマンテ
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トークショーを展開した片山右京氏(写真右)と増岡 浩総監督(中央)。
トークショーを展開した片山右京氏(写真右)と増岡 浩総監督(中央)。拡大

三菱ブースの出展テーマは「時代を切り拓(ひら)いてきた名車たち」。1964年発売の初代「デボネア」や1970年発売の「ギャランGTO MR」、1976年発売の「ギャランΛ(ラムダ)」、1990年発売の「ディアマンテ」に加えて、1989年の東京モーターショーに参考出品されたコンセプトカー「HSR-II」と2024年に大幅改良が施された「アウトランダー」の計6台が来場者を待ち受けている。

トークショーを展開したのは元F1ドライバーにして現在は三菱のブランドアンバサダーを務める片山右京氏と、チーム三菱ラリーアートの増岡 浩総監督。片山氏はアウトランダーに注目し、環境負荷が低い高級SUVというイメージだったが、増岡監督のアドバイスでそれが一変したとコメント。北海道の雪上コースでさまざまなドライブモードを試し、タイヤの限界を超えたかのようなコーナリング性能に驚いたという。

その性能を支えているのは前後2モーター式のフルタイム4WDや4輪ABS、左右輪間のトルクベクタリング等を組み合わせた三菱独自の4輪制御技術「S-AWC」だが、片山氏はそのうちのいくつかがHSR-IIにすでに採用されていたことに言及。36年前の未来がアウトランダーで見事に実現していることに驚いていた。

増岡氏は三菱の4WD技術のこだわりについて「悪路を力強く走れるだけでなく、普通のドライバーがいかに安心・安全に走れるかを追求してきた」とコメント。自身のラリードライバー時代のエピソードを紹介し、かつての4WD車は曲がりづらいのが当たり前だったが、それを技術の力で打開してきたのが三菱だと胸を張った。

(webCG)

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