アウディがデザインスタディーモデル「コンセプトC」を初披露　将来のアウディデザインを示唆 【ニュース】

アウディ・コンセプトC

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独アウディは2025年9月2日（現地時間）、イタリア・ミラノにおいてデザインスタディーモデル「コンセプトC」を世界初披露した。

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アウディ・コンセプトCは、アウディの新しいデザインフィロソフィーを体現したモデルで、モデルデザインとインテリアにおける将来の方向性を明確に指し示すものと紹介される。

不要なラインや要素を排除し明快さを表現したというエクステリアデザインは、アイコニックな「アウトウニオン・タイプCレーシングカー」に着想を得たもので、このアプローチはインテリアにも反映。情報量を絞った、ノイズレスのシンプルな造形が目を引く。

コンセプトCの公開にあたりアウディAGのチーフクリエイティブオフィサーであるマッシモ・フラスチェッラ氏は、「徹底したシンプルさがアプローチの核心。すべてを本質にまで減らすことで、明快さを実現します」と語った。また、同社チーフエグゼクティブオフィサーのゲルノート・デルナー氏は、「アウディの歴史は、デザインの明快さに対する妥協のない集中と、最先端技術を組み合わせた大胆なイノベーションによって彩られています。私たちがクルマをデザインするアプローチは、同時に私たちが会社を形づくるアプローチでもあります」と述べた。

アウディは2024年6月に「2025年末までに20以上の新型モデルを発表する」とアナウンスしており、プレミアムセグメントにおいて最も新しいモデルラインナップの実現を目指し、車両の世代交代を推進している。ミラノでの新しいデザインフィロソフィーの発表は、その次の新たな始まりを意味するという。

（webCG）