【F1 2026】第14戦スペインGP、アントネッリ8勝目でポイントリードがさらに拡大
2026.09.14 自動車ニュースF1世界選手権第14戦スペインGP決勝が、2026年9月13日、スペインのマドリードに新設されたシルクイート・デ・マドリンク(5.414km)を57周して行われた。
マドリードの展示会場を中心に建設された、常設コースと一般道を組み合わせた半市街地サーキット。バンク角24%(13.5度)のコーナー「ラ・モニュメンタル」をはじめ、壁すれすれで右に左にとせわしなく曲がるチャレンジングなトラックが舞台だ。
予選では、ほぼ完璧といえるラップでマクラーレン・メルセデスのランド・ノリスが、今シーズン3回目、通算19回目のポールポジションを獲得。レースでもスタートからトップを快走するも、15周目に出たバーチャルセーフティーカー(VSC)のタイミングが悪く、ライバルより1周遅れでピットに入ったことで後退を余儀なくされた。
マドリンクの初代ウィナーは、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリ。2番グリッドからそのポジションをキープし、VSC時にタイヤ交換を見送ったフェラーリのシャルル・ルクレールが49周目にピットに飛び込むとトップに立ち、今季8勝目を飾った。
コース上での追い抜きが難しく、順位変動が少ないレースに終始したものの、チェッカードフラッグまで2位争いは白熱した。接戦の結果、レッドブル・レッドブル・フォードのマックス・フェルスタッペンが2位を守り切り、2戦連続の表彰台。3位にはノリスが入り、VSCの不運からポディウムまで挽回した。
ハードタイヤで48周も走ったルクレールは最終的に4位でゴール。メルセデスのジョージ・ラッセルは、ライバルより1回多い2ストップで5位に終わった。
3戦連続でアイザック・ハジャーの代役を務めたレッドブルのリアム・ローソンは、ルクレールと同様にタイヤ交換を遅らせて6位フィニッシュ。アルピーヌ・メルセデスのフランコ・コラピントは7位でチェッカードフラッグを受け、2戦連続でポイントを手にした。
マクラーレンのオスカー・ピアストリは、スタート時にフロントウイングを壊すトラブルに見舞われるも8位入賞。レーシングブルズ・レッドブル・フォードのルーキー、アービッド・リンドブラッドは2戦連続入賞となる9位だった。
10位はアウディのニコ・ヒュルケンベルグで、最後の1点を持ち帰った。
以下、11位エステバン・オコン(ハース・フェラーリ)、12位ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、13位ガブリエル・ボルトレート(アウディ)、14位角田裕毅(レーシングブルズ)、15位アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ・メルセデス)、16位オリバー・ベアマン(ハース)、17位フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)、18位バルテリ・ボッタス(キャデラック・フェラーリ)が完走した。
ドライバーズチャンピオンシップは、1位アントネッリ292点、2位ラッセル211点となり、アントネッリのリードは66点から81点にまで拡大した。3位ハミルトン191点、4位ノリス186点、5位ルクレール167点と続く。
コンストラクターズチャンピオンシップは、1位メルセデス503点、2位フェラーリ358点、3位マクラーレン306点、4位レッドブル230点、5位レーシングブルズ77点というトップ5となる。
次の第15戦アゼルバイジャンGP決勝は、現地の祝日との兼ね合いで9月26日の土曜日に行われる。
(文=bg)
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