ヨコハマの新スタッドレスタイヤ「アイスガードiG30」登場
2008.07.09 自動車ニュースヨコハマの新スタッドレスタイヤ「アイスガードiG30」登場
横浜ゴムは、スタッドレスタイヤの新商品「アイスガードiG30」(通称:アイスガード トリプル)を発表。2008年9月1日から販売を開始する。
「アイスガード」シリーズの第3世代となる「アイスガード トリプル」では、トレッドゴムの素材配合やトレッドパターンデザインの高密度化を図る「トリプルコンセプト」が新たに採用された。
すなわち、スタッドレスタイヤの肝となる吸水ゴムには、新開発の「吸水ハニカムシリカ」と「マイクロ吸水バルーン」、さらに「吸水カーボンII」と、3種類の吸水素材を配合。ブロック剛性を強化する「ピラミッドサイプ」の立体構造を3段にし、トレッドセンター部には大型ブロックを3列配置した。
これにより、従来品「アイスガードiG20」に比べ、40km/hからの氷上制動距離が約7%短縮。100km/hからのドライ制動距離は約5%、ウェット制動距離も約11%縮まるなど、ヨコハマのスタッドレスタイヤ史上最高の性能が達成できたという。
サイズは135/80R12〜245/40R18の全88サイズで、価格はオープンプライスとなっている。
なお同社は同じ9月1日から、原材料費の高騰を理由に国内市販用タイヤのメーカー出荷価格を値上げする(乗用車用タイヤで平均5%アップ)とのことである。
(webCG 関)
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