世界初の3ドアクーペ、サターンから登場
1998.11.05 自動車ニュース世界初の3ドアクーペ、サターンから登場(11/5)
米サターンコーポレーションは世界で初めて「リアアクセスドア」なるものを採用した「サターンSC2 3ドアクーペ」を発表した。
「サターンSC2 3ドアクーペ」はボディ左側に後ヒンジで開く3枚目のドアを採用したモデルで、後席へのアクセスや荷物の出し入れが容易な点がメリットとしてあげられている。11月から製造されるすべてのクーペがこのタイプとなり、日本には1999年1月の導入が予定されている。
そもそもアタッシェを後席に入れるのが便利なようにとビジネスマンのために作られたのが「3ドアクーペ」の発端だそうだ。後ヒンジの小さなドアを設けるやりかたはすでにピックアップでおなじみだが、これをクーペに採用したのはコロンブスの卵的発想といえる。私も実車を体験したことがあるが、けっこう便利である。ただ日本のサターンは全車右ハンドルなので、左がわにあるこのドアの恩恵を受けられるのはふだん後部座席にすわる子どもたち、ということになってしまうが。(Web CG オガワ)
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