ホンダ、ロボット芝刈り機「ミーモHRM520」を発売
2017.06.28 自動車ニュース本田技研工業は2017年6月28日、ロボット芝刈り機「Miimo(ミーモ)HRM520」を発売した。
芝刈り機能の自動化を実現
ミーモHRM520は、本体と充電ステーション、芝刈り作業範囲を設定するエリアワイヤの3つで構成され、電動で自走しながら作業範囲内の芝を自動で刈る。さらに、充電残量を検知して自ら充電ステーションに戻り、再充電を行う自動充電機能を搭載するなど、芝刈り機能の自動化を実現している。
また、曜日や時間、エリアなどを任意に設定して、決まった時間に芝刈りをすることもできる。さらに、刈った芝を根元へと落とす仕様のため、毎日伸びる芝の先を細かく刈ることで、刈った芝を廃棄する手間が省けるメリットもある。
ミーモHRM520の主な特長は以下の通り。
【作業性能&耐久性】
- 最大登坂能力25度を誇る強力モーターと傾斜自律制御システムの搭載で、傾斜地や起伏のある場所でも高い直進性を発揮し、均一に芝を刈り整えることが可能。
- 本体の重量バランスと重心高を最適化したパッケージングにより、安定した走行を実現。
- ブレード部を石などの障害物からの衝撃を逃がす構造とし、360度回転するフリー刃を採用することで高い耐久性を実現。
- 本体各部にパッキンを施した防滴構造を採用することで、雨水やスプリンクラーなどによる水の浸入を抑止する。
【操作性】
- 自動運転タイマー設定機能を備えた「コントロールパネル(操作パネル)」を装備し、芝刈り作業範囲を定めるエリアワイヤ沿いの刈りそろえに加え、夜間の低速走行モードや24時間任意の時間設定など、使用環境に配慮した機能を備える。
- 芝の刈り高さの設定は、2cmから6cmまでダイヤルひとつで変更できる。
【安心機能】
- 障害物への衝突時や、本体を持ち上げられるなど本体に傾きが発生した際には、モーターが自動で停止。また、本体上部の赤い手動停止ボタンで即時停止も可能。
- フリー刃の採用により、石飛を軽減した。
【バッテリー性能】
- 22.2V-3.6Ahの高性能リチウムイオンバッテリーの搭載により、充放電500サイクル後のバッテリーの性能低下は約3%。
価格は53万7840円で、専門の講習を受けた「ミーモ取扱店」で販売、メンテナンスが行われる。
(webCG)
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