改良型「メルセデス・ベンツGLE/GLEクーペ」発売 全車がISG式マイルドハイブリッド機構を搭載
2023.09.28 自動車ニュース![]() |
メルセデス・ベンツ日本は2023年9月28日、改良型「GLE」「GLEクーペ」の国内導入を発表。同日、販売を開始した。
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最新のGLEおよびGLEクーペのラインナップと価格は以下のとおり。
【GLE】
- GLE300d 4MATIC(2リッター直4ディーゼルターボ):1376万円
- GLE450d 4MATICスポーツ(3リッター直6ディーゼルターボ):1466万円
- AMG GLE53 4MATIC+(3リッター直6ガソリンターボ):1728万円
【GLEクーペ】
- GLE450d 4MATICスポーツ クーペ(3リッター直6ディーゼルターボ):1480万円
- AMG GLE53 4MATIC+クーペ(3リッター直6ガソリンターボ):1805万円
今回、全モデルに新デザインのヘッドランプやテールランプ、フロントバンパーなどが採用されたほか、AMG以外のモデルにはクロームの小さなスリーポインテッドスターがちりばめられた「スターパターンフロントグリル」が、AMGモデルには新たな意匠のボンネットエンブレムが装着された。
車内では、ナビゲーションやインストゥルメントクラスター内の各種設定や安全運転支援システムの設定を手元で完結できる最新世代のステアリングホイールがセリングポイント。ステアリングのハンズオフ判定はリムの静電容量式センサーを介して行われるようになった。
新たに発売された改良型5モデルは、すべてISG(インテグレーテッドスタータージェネレーター)式のマイルドハイブリッド機構を搭載。エンジン低回転時の動力補助やギアチェンジの円滑化、スムーズなアイドリングストップ実現などにより、エネルギー効率や快適性が向上したとうたわれる。全車、トランスミッションは9段ATで駆動方式は4WDである。
走行モードには「オフロード」モードが追加されており、雪道や悪路での走破性がアップ。急な下り坂での安定した走行をサポートする「DSR(ダウンヒルスピードレギュレーション)」も備わる。オフロードモードでは、ディスプレイに映し出されたフロント部分下方の路面映像を介して、進路上にある大きな石や深いくぼみなどの障害を車外に出ることなく確認できる「トランスペアレントボンネット」機能も利用可能だ。
そのほか、コックピットディスプレイおよびメディアディスプレイにさまざまな情報(車両の傾き、路面の勾配、標高、経度緯度、コンパス、車速、エンジン回転数など)や操作スイッチ類、各種機能をわかりやすく配置する「オフロードスクリーン」も用意。車両の前方に広がる現実の景色をナビゲーション画面の一部に映し出し、ルートガイドの利便性を高める「AR(拡張現実)ナビゲーション」も全車に標準装備とされる。
(webCG)