マツダが「キャロル」を一部商品改良 バンパー形状変更でより柔らかいフォルムに
2025.07.24 自動車ニュース![]() |
マツダは2025年7月24日、軽乗用車「キャロル」の一部改良モデルを発表し、販売を開始した。
今回は内外装のデザイン変更や予防安全装備の強化を実施。OEM供給元であるスズキの「アルト」と同様の改良を受けている。
デザイン面では前後バンパーの形状を変更し、柔らかいフォルムと質感のある造形にするとともに走行風をよりスムーズに流れるように改良した。「ハイブリッドG」「ハイブリッドC」の2グレードにはルーフエンドスポイラーも採用し、バンパーの形状変更と合わせて空力性能を強化。両グレードのFF車では28.2km/リッターのWLTCモード燃費を実現している。ボディーカラーには新色の「フォギーブルーパールメタリック 2トーンカラー(ベージュルーフ)」を追加設定した。
予防安全装備には検知対象や対応シーンを拡大した衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を採用。単眼カメラとミリ波レーダーの組み合わせにより、これまでの四輪車と歩行者に加えて自動二輪車と自転車も検知可能になったほか、交差点での検知にも対応した。低速時ブレーキサポートは従来の後退時に加えて前進時も作動可能に。発進お知らせ機能には信号切り替わり時のお知らせ機能を追加したほか(これまでは先行車発進時のみだった)、車線逸脱制御機能や車線逸脱警報機能、標識認識機能を改良、あるいは追加設定している。
グレード体系はハイブリッドGとハイブリッドCに純エンジンモデルの「G」「C」を加えた全4モデル展開に。ハイブリッドGで4WDが選べるようになったのも新しい。
マツダ・キャロルの価格は122万2100円から161万4800円まで。
(webCG)