フェラーリがワンオフモデル「CZ26」を発表 米モントレーのイベントで実車を初披露
2026.08.17 自動車ニュース 拡大 |
伊フェラーリは2026年8月13日(現地時間)、スペシャルプロジェクトプログラムの一環として製作したワンオフモデル「CZ26」を発表した。
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フェラーリCZ26は、米国の顧客向けにフラビオ・マンゾーニ氏が率いるフェラーリデザインスタジオが設計・開発を主導。「スーパースポーツベルリネッタというコンセプトを極めてパーソナルな視点からとらえ直し、未来を見据えた本質的で技術的なデザイン言語を通して再構築。力強さや精密さ、形式的な純粋さを体現し、強い個性を持つ厳格なデザインを通して、一目でそれとわかる個性的なモデルをつくり出すことを目的とした」という。同モデルは、米カリフォルニア州モントレーで行われた自動車イベント「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」の会場で披露された。
ベース車は「SF90ストラダーレ」。水平基調のデザインをベースとし、カプセルを思わせるキャビンを車体中央に置き、4つのホイールアーチには筋肉のような盛り上がりを持たせている。車体が単一の要素から押し出されたかのように構成され、フロントマスクから切り詰められたリアエンドへと自然に繋がるフォルムが特徴とされる。
フロントフェイスは、専用のランプユニットを組み込んだ幅の広い機能的なグリルがが目を引く。リアセクションでは、切り詰められたテール形状と立体的なデザインのテールランプを用いて軽やかで彫刻的な印象を際立たせたという。
ボディー全体は、フェラーリ独自のクリーンで厳格な美学に基づき、機能的な要素がメインサーフェスから直接浮かび上がるように配置。冷却用のサイドエアインテーク、フロントエンド、リアディフューザー、前後のランプ類、そしてホイールアーチを視覚的に拡張するカーボンファイバー製のパーツは、機能性と美的表現を融合させた統一されたデザイン言語の一部で、このアプローチは、イタリアにおける1970年代の工業デザインを現代的な視点から再解釈したものと説明される。
ボディーは特別な発色の専用色「アルジェント・ヴェローチェ」で仕上げられ、表面の豊かさとラインの精緻さを表現。「ロッソ・ランパンテ」の差し色がダイナミックなキャラクターを、着色されたカーボンファイバーの要素がボディーワークの複雑さを強調している。専用設計されたホイールは、光沢のあるブラック塗装と微細なビーズを吹き付けて研磨効果を生み出すショットピーニング加工を組み合わせた表面処理が特徴だ。
インテリアには、特注の「ブラックテクニカルファブリック」が用いられ、これに積層造形技術を用いて製造されたシートインサートを組み合わせている。エクステリアと対になるロッソ・ランパンテの差し色と「CZ26」のロゴで、さらなるパーソナライゼーションを演出する。
パワートレインは、最高出力797PSの 4リッターV8ツインターボエンジンに3基合計で最高出力220PSとなるモーターを組み合わせており、0-100km/h加速が2.5秒、0-200km/h加速が6.7秒、最高速が328km/hという動力性能を実現している。
フェラーリのスペシャルプロジェクトプログラムは、顧客の要望に合わせて特別にデザインされた唯一無二のフェラーリ、いわゆるワンオフモデルを製作することを目的としている。プロジェクトは顧客から提案されたアイデアを基に、フェラーリデザインスタジオのデザイナーチームによってクリエイトされる。全工程は平均約2年かかり、その間、顧客はデザインと検証の評価に深く関わるという。最終的には、マラネロで生産されるすべての車両に共通する基準を満たす「唯一無二のフェラーリ」として誕生する。
(webCG)








