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ポールシッターのラルフ・シューマッハーがトップで1コーナーへ。その真後ろのフィジケラが、2番グリッドのジェンソン・バトンから2位の座を奪った。この直後、佐藤琢磨とルーベンス・バリケロがコースオフし後退。最終コーナーではファン・パブロ・モントーヤがクラッシュしセーフティカーが導入された。(写真=フェラーリ)
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ファイナルラップのメインストレート、ライコネン(後ろ)がフィジケラを追い抜き、トップを奪った。2000年のベルギーGP、ライコネンの先輩ミカ・ハッキネンが、周回遅れを間に挟みミハエル・シューマッハーをオーバーテイクした、あの瞬間と似た鮮烈なシーンだった。(写真=メルセデスベンツ)
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ライコネンに勝利を奪われたルノー勢だが、2、3位で14点を手に入れ、コンストラクターズランキングでは逆転に成功。ルノー176点対マクラーレン174点、最終戦中国でタイトルが決定する。(写真=ルノー)
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ホンダの地元で、BAR、そして自身初の勝利を目指したジェンソン・バトン。2番グリッドからスタートし上位を維持しつづけたが、最初のピットストップで給油口が開かず6秒以上タイムロス。トップを走りながら入った2度目には同時ピットインのマーク・ウェバーに先を越され、結果5位でゴールした。(写真=本田技研工業)
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雨の予選で14番グリッドと後方からスタートせざるを得なかったミハエル・シューマッハー。スタート直後の混乱で一気に7つもポジションをあげたが、その後はアロンソ、ライコネンの若手に追われ追い抜かれ、最終的に7位でゴール。世代交代を予感させる一戦だった。(写真=KLM Photographics J)
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母国での初ポールポジションにわいたトヨタ勢。ラルフ・シューマッハーの勝利への作戦――通常の2ストップではなく3ストップ――は、5周のセーフティカーランで台無しに。レース後半はマシンのバイブレーションに悩まされ、8位1点獲得がやっとだった。(写真=トヨタ自動車)
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佐藤琢磨にとっては悪夢のような日本GPとなってしまった。予選5位、上位入賞が期待されたが、スタート直後の1、2コーナーでコースアウトし大きく後退。中段までポジションを回復させるも、13周目にヤルノ・トゥルーリとシケインで接触。それでも何とか13位で完走を果たしたが、レース後、トゥルーリとの接触は佐藤に非があると判断され、失格が言い渡された。ベルギーGPでのシューマッハーとの一件といい、佐藤の走りはアグレッシヴすぎるという声も少なくない。(写真=本田技研工業)
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オープニングラップ、中段を走るジャック・ヴィルヌーヴは、ファン・パブロ・モントーヤを最終コーナーで追いやり、マクラーレンをクラッシュ、リタイアに追い込んだ。レース後、ヴィヌルーヴの非を認めたレーススチュワードは、元チャンピオンに25秒加算のペナルティを与え、ヴィルヌーヴは11位から12位へ降格。コンストラクターズタイトルを争うマクラーレンにとっては、手痛い結果となった。(写真=KLM Photographics J)
『【F1 2005】第18戦日本GP、ライコネン、17番グリッドから最終周に逆転し7勝目!』の記事ページへ戻る
