
開幕戦のポディウムにのぼったドライバー。優勝したロータス・ルノーのキミ・ライコネン(中央)、2位でゴールしたフェラーリのフェルナンド・アロンソ(左)、3位に入ったレッドブル・ルノーのセバスチャン・ベッテル(右)。いずれもチャンピオン経験者だ。(Photo=Lotus)
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開幕戦のポディウムにのぼったドライバー。優勝したロータス・ルノーのキミ・ライコネン(中央)、2位でゴールしたフェラーリのフェルナンド・アロンソ(左)、3位に入ったレッドブル・ルノーのセバスチャン・ベッテル(右)。いずれもチャンピオン経験者だ。(Photo=Lotus)
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ポールシッターのベッテルはスタートでトップを守る。後方では予選2位のマーク・ウェバーが一気に7位まで落ち、かわりにフェラーリの2台らがレッドブルを追った。(Photo=Red Bull Racing)
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開幕戦を制したロータスのライコネン。予選7位からスタートで上位集団に加わり、以降はスムーズな走りでタイヤをいたわりながらライバルより1回少ない2ストップ作戦を敢行。後続に12秒もの差をつけ真っ先にチェッカードフラッグを受けた。昨年11月のアブダビGPに次ぐ自身通算20勝目は、同郷フィンランドのダブルチャンピオン、ミカ・ハッキネンに並ぶ記録となる。(Photo=Lotus)
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2位に入ったフェラーリのアロンソ(写真)。5番グリッドからスタートで僚友フェリッペ・マッサに次ぐ3位にジャンプアップ。その後はタイヤ交換のタイミングでアンダーカットをはかり優勝を狙ったが、ロータス&ライコネンの2ストップ作戦にかなわず。フェラーリはマッサも4位入賞を果たし、コンストラクターズチャンピオンシップをリードしている。(Photo=Ferrari)
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4連覇をもくろむレッドブルのベッテル(写真)。予選でポールポジションを獲得し、勝利へ向けて盤石の態勢を築いていると思われたが、レースでは序盤のスーパーソフトタイヤに手を焼き、さらにはフェラーリ、ロータスにも先行を許し開幕戦を3位で終えた。王者の思わぬ苦戦に、チームを率いるクリスチャン・ホーナーは、想定より低めの温度が影響したとコメント。チームメイトのマーク・ウェバーは予選2位からスタートで失敗、序盤KERSなしで走行することをしいられ、結果6位だった。(Photo=Red Bull Racing)
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ティーンエイジャーの頃からの付き合いだった“ホーム”マクラーレンを離れ、新天地メルセデスに移籍してきたルイス・ハミルトン(写真)。初戦は予選でこそレッドブルに次ぐ3位と好位置につけたが、レースではトップに食らいつくことができず後退、5位完走。チームメイトのニコ・ロズベルグは電気系トラブルでリタイアした。(Photo=Mercedes)
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2012年をF1浪人として過ごしたエイドリアン・スーティル(写真)が、古巣フォースインディアでカムバックを果たした。スタートでスーパーソフトではなくミディアムを履き2ストップで走り切るという奇策が奏功し一時はトップを走行したが、最後に履いたスーパーソフトがフィットせず、チームメイトのポール・ディ・レスタを従えての7位でレースを終えた。(Photo=Force India)
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安定したレギュレーション下で、多くのチームがマシンのコンセプトを大きく変えなかったなか、大胆な変革に踏み込んだのがマクラーレンだった。前プルロッドサスという前年のフェラーリに倣った新型は、1年前のフェラーリ同様に扱いづらいマシンと化し、冬のテストからチームを悩ませている。2012年のオープニングレースを制したジェンソン・バトン(写真)は予選10位から9位完走、ザウバーから今年移籍してきたセルジオ・ペレスは予選でQ2どまりの15位タイム、決勝ではポイント圏外の11位と散々なリザルトだった。(Photo=McLaren)
『開幕戦オーストラリアGP「嵐の前の嵐」の予感【F1 2013 続報】』の記事ページへ戻る