「ヤマハSR400」に35周年記念モデル登場
2013.01.25 画像・写真
■単気筒バイクのロングセラー「ヤマハSR400」に35周年記念限定モデルが登場
ヤマハ発動機は2013年1月22日、ロングセラーモデルの「SR400」に35周年記念限定モデル「35th Anniversary Edition」を設定。2月14日に発売すると発表した。
「ヤマハSR400」は、400ccの単気筒SOHCエンジンを搭載した、中型のシングルスポーツモデルである。誕生は1978年のことで、以降、保安基準への適合やFI(電子制御式燃料噴射装置)の採用などといった進化を繰り返しながら、販売が続けられている。
今回発表された「35th Anniversary Edition」は、同車のデビュー35周年を記念して設定されたもので、販売は2013年8月31日受注分までの期間限定。価格は「ロングセラーモデルとなった感謝として」、標準モデルより4万2000円安い、53万5500円となっている。
「SR400 35th Anniversary Edition」の具体的な仕様は、以下の通り。
・専用ボディーカラー「ダークグレイッシュグリーンメタリック1」
・シルバー塗装フレーム
・ブラウン系ツートンシート
・記念ロゴ入りブラック文字盤のメーター
・ゴールドの「YAMAHA」ロゴ(ガソリンタンク側面)
(webCG)

1978年にデビューしたシングルスポーツの「ヤマハSR400」。シンプルな単気筒SOHCエンジンや、キックスターターなど、誕生当時の面影を色濃く残すモデルだ。
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1978年にデビューしたシングルスポーツの「ヤマハSR400」。シンプルな単気筒SOHCエンジンや、キックスターターなど、誕生当時の面影を色濃く残すモデルだ。
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ボディーカラーには専用色の「ダークグレイッシュグリーンメタリック1」を採用。
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クラシカルなボディーカラーに合わせて、フレームにはシルバー塗装が施される。
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ブラウン系のツートンカラーシートも「35th Anniversary Edition」の専用装備。
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空冷4ストロークの単気筒SOHC2バルブエンジンは、399ccの排気量から26ps/6500rpm、2.9kgm/5500rpmを発生する。
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サイドカバーにあしらわれる「SR SINCE 1978」のロゴ。
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メーターには黒い文字盤に「35th Anniversary」のロゴをあしらった、専用品が装備される。
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ガソリンタンクの側面を飾るゴールドの「YAMAHA」ロゴも、今回の特別仕様車の目印。
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メカニズム同様、誕生当初の面影を色濃く残すスタイリング。かつてはキャストホイールが装備されたこともあったが、再びクラシカルなスポークホイールに戻されている。
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単気筒ならではのスリムなボディー。クラシカルなスタイリングは今なお根強い人気があり、2012年度グッドデザイン賞の特別賞「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」にも選ばれている。