吉田由美の「北京国際汽車展覧会」
2012.04.27 画像・写真世界最大の自動車ショー「北京モーターショー2012」の会場から、カーライフエッセイストの吉田由美が、注目モデルを写真で紹介する。(文と写真=吉田由美)

今年も、中国のモーターショーにやってきました。今年は北京での開催です。出展社数は2000を超え、敷地面積も約23万平方メートルと、イベントの規模は回を重ねるごとに大きくなっています。
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今年も、中国のモーターショーにやってきました。今年は北京での開催です。出展社数は2000を超え、敷地面積も約23万平方メートルと、イベントの規模は回を重ねるごとに大きくなっています。
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開催初日の前日は、各メーカーの“前夜祭タイム”です。私が向かったのは、「フォルクス・ワーゲン・グループナイト」。2008年北京オリンピックの水泳競技が行われた、写真の「ウオーターキューブ」(北京国家水泳センター)が会場です。
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「フォルクス・ワーゲン・グループナイト」では、その名のとおり、フォルクスワーゲンのグループ全部のプレゼンテーションが行われました。終わるまでには、結構時間がかかります。メーカーそれぞれのイメージに合わせた“水とパフォーマンスの演出”があって、まさにショータイム! ポルシェのプレゼンテーションでは、元レーシングドライバーのジャッキー・イクス氏も登場。
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モーターショーの会場内には、トラックメーカーや部品メーカーなどもブースを構えています。こちらの人形(?)は、おそらく自動車部品で作られたもの。
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今回のショーの目玉は、「ランボルギーニURUS(ウルス)」! このところ、ラグジュアリーブランドのSUVが続々登場していますが、それぞれの個性がちゃんと表現されています。
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中国メーカーの進歩というか進化のスピードには、毎回驚かされます。奇瑞(チェリー)からは、EVのコンセプトカー「@ANT」登場。こちら、数台を連結させての走行も可能!
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これは、セアトのブース。パラソル状のものに女性が入って(乗って)前後に揺れるパフォーマンス。彼女を支えているのは、この細い棒だけ。怖そう〜〜!!
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数年前までは「そっくりカー」のオンパレードでしたが、そうしたモデルの数は減り、むしろ探すのが大変なくらい。でも、こちらはどこかで見たことがあるような……(笑)。
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中国の伝統的な「青花磁器」とクルマのコラボレーション。今回のショー会場では、このような展示がいくつか見られました。今まで中国メーカーは「欧米や日本のクルマに追いつけ追い越せ」的な感じでしたが、そこに“中国らしさ”をトッピングしています。
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日産は、中国で人気の高い「ブルーバードシルフィー」の新型を北京で発表。私がブースを訪れたとき、ちょうどゴーンさんがテレビのインタビューを受けていました。
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「日産リーフ」にそっくりですが、正確には兄弟車(?)。日産と東風汽車の中国合弁会社「東風日産」の「ヴェヌーシア」ブランドから発表されたコンセプトモデル「eコンセプト」。
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中国では、赤とゴールドが縁起のいい色なんだとか。写真は、縁起がいいとされる伝説の動物「龍」の文字まで書き込まれた、その名も「スマート・ドラゴンエディション」!
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メルセデス・ベンツのコンセプトカー「CSC(コンセプト・スタイル・クーペ)」。こちらもランボルギーニの「ウルス」同様、今回の北京ショーでの注目株です。
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中国でも人気の高いアウディ。北京市内でも見かける率が急速に上がっています。そんなアウディが中国向けに発表したのが「A6L e-tron」。A6のロングバージョンで、しかもプラグインハイブリッドなんです。
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「A6L e-tron」の資料は☆がモチーフにされていて、とってもおしゃれ〜。重たい資料だけれど、デザインがいいのでついもらってしまいました……(笑)。
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トヨタブースに展示されていた「AE86」の前で、ヘルメットに水着姿の女性を発見! どうやら中国の雑誌の“話題作り”みたい。
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トヨタも、中国の開発チームが作った“中国生まれのハイブリッドカー”「雲動双擎(ユンドンショワンチン)」を出展! 中国でのイメージキャラクターは、「ドラえもん」から「アトム」にチェンジ。
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中国、特に北京でのモーターショーは、ロングドレスのコスチュームを着た女性が多いのが特徴。高級車はもちろん、カジュアルなモデルにもロングドレス姿の女性が寄り添っています。
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今や中国「上海汽車」の傘下となっている英国のMGですが、コンパクトSUV「ICON(アイコン)」を発表。“「MGB GT」の現代版”とのことですが……アルファ・ロメオとMINIを足して2で割ったような感じ。
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おまけショット。プレス用のパスはごく普通のものでしたが、VIP用(?)のものは、なんとスウォッチ。この腕時計の中に、パスのデータが入っているのです!(驚)