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英国パビリオンに展示されていた「デルタE4クーペ」。イギリスのデルタ・モータースポーツ社が開発したEVスポーツカー。後ろからの眺めは「アルファ・ロメオTZ」を思わせるコーダトロンカでなかなかカッコイイが、Aピラーが太いのがちょっと残念。
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昨年から出展を開始した「HKS」は、大手チューニングパーツメーカーとしておなじみだが、かつてはF1エンジンの自社開発まで行ったエンジニアリング会社でもある。今回は空冷フラットツインという、いまどき珍しいエンジンを出展していたが、これらはライトプレーン/ウルトラライトプレーンと呼ばれる軽飛行機用という。双方ともOHVながら1気筒あたり4バルブで、右が680ccで最高出力60ps(ターボ仕様は709ccで80ps)、左が949ccで100ps(スーパーチャージャー仕様は150ps)という高出力を発生、発電用をはじめ汎用(はんよう)エンジンとしても使えるという。
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今春のジュネーブショーで、「レンジローバー イヴォーク」に積まれて発表されたZF製の9段オートマチックトランスミッション。乗用車用としては世界初となる、横置きエンジン用の9段ATである。
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ピストンで知られるドイツの部品メーカー「マーレ」が出展していた樹脂製パーツのなかから、オイルパン。板金製と比べ約30%の軽量化が可能だそうだが、すでに実用化されているとは知らなかった。
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今春のデトロイトショーでデビューした、おそらく日本では次期スカイラインとなるであろう「インフィニティQ50」に世界初採用された、強度と延性を同時に向上させた1.2GPa級高成形性超ハイテン材(赤い部分)。日産では今後、1.2GPaを含む超ハイテン材の採用比率を2017年以降25%まで拡大するとともに、車体の構造合理化を進め、15%の車体軽量化を図るという。
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間もなく登場するであろう次期「アコード」には新しいシステムを搭載したハイブリッド仕様が加わるとうわさされているが、ホンダのブースにはそれのプラグインハイブリッド仕様が展示されていた。EVでの最高速度は100km/h、EV航続距離は30km、最大航続走行距離は1000km以上という。
『「人とくるまのテクノロジー展2013」開催』の記事ページへ戻る