NISMOの新ラインナップ発表会の会場から
2013.07.02 画像・写真■NISMOが新ラインナップを一斉にお披露目
日産自動車と、同社のモータースポーツ活動および高性能モデルの開発を手掛けるNISMO(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)は2013年7月1日、横浜の日産グローバル本社ギャラリーにおいて、NISMOの新ラインナップ発表会「NISMO Premiere Event」を開催した。
イベントでは、2013年6月24日に発表された「日産マーチNISMO」や、同日に販売が開始された「日産フェアレディZ NISMO」、「NISMOパフォーマンスパッケージ」を装着した「日産リーフ」などを披露。NISMO取締役社長の宮谷正一氏や、ブランドアンバサダーを務めるレーシングドライバーのミハエル・クルム選手らが登壇し、新製品の魅力をファンにアピールした。
(webCG)

ステージ上に居並ぶ本日の主役3台。手前から「日産マーチNISMO」「日産フェアレディZ NISMO」、「日産リーフ」の「NISMOパフォーマンスパッケージ」装着車。
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ステージ上に居並ぶ本日の主役3台。手前から「日産マーチNISMO」「日産フェアレディZ NISMO」、「日産リーフ」の「NISMOパフォーマンスパッケージ」装着車。
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2013年12月の発売へ向け、予約受付が開始された「日産マーチNISMO」。展示されていたのは、1.5リッター直4エンジンに5段MTを組み合わせた「マーチNISMO S」だ。
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2013年6月24日に発表、発売された「日産フェアレディZ NISMO」。かつての「バージョン NISMO」と同じく、最高出力355psの専用エンジンを搭載している。
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「NISMOパフォーマンスパッケージ」を装着した「日産リーフ」。専用のエアロパーツにローダウンサス、パワーユニットのコンピューターチューニングを含め、お値段はFRP仕様が78万5400円、ウエットカーボン仕様が99万5400円なり。
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会場は報道関係者やNISMOファンでご覧の人だかり。
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会場にはこのほかにも、NISMOの手掛けた電気自動車のレーシングカー「日産リーフNISMO RC」の姿も。
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いよいよ発表会がスタート。新商品の魅力と、今後のブランド戦略を語るNISMOの宮谷正一取締役社長。
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開発を指揮した日産自動車チーフ・プロダクト・スペシャリストの田村宏志氏。「フェアレディZ NISMO」を例に、新商品に取り入れられた、NISMOのモータースポーツのノウハウを紹介。
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「リーフ」に装着されている「NISMOパフォーマンスパッケージ」の特徴を語るのは、日産自動車チーフ・ビークル・エンジニアの金子晃氏。
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NISMOのグローバルアンバサダーであるレーシングドライバー、ミハエル・クルム選手を交えてのトークショー。
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クルム選手は先日開催されたルマン24時間耐久レースのエピソードを披露。「LMP2クラスのマシンが積んでいたNISMOのエンジンは、もともとスーパーGTで使われていたものだったんだよ」
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開発の裏話を笑顔で話す田村宏志氏と金子晃氏。意見が合わず、車両テストの段階でもよくケンカしていたのだとか。
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宮谷正一社長いわく「今までNISMOを支え続けてくれた熱いファンだけでなく、今後はより幅広いお客さまにも受け入れてもらえるような、商品ラインナップの展開を目指したい」
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トークショーを締めくくる最後のあいさつ。「NISMOのブランド価値を支えているのは、やはりモータースポーツでの勝利。まずはスーパーGTの次戦でいい結果を残すよう頑張りたい」
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トークショーを聞き終えると、ファンはステージ横に置かれていた実車をチェック。
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専用のエンジンカバーで飾られた「日産フェアレディZ NISMO」の3.7リッターV6エンジン。太いタワーバーが物々しい。
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こちらは「日産マーチNISMO S」の1.5リッター直4エンジン。最高出力116ps、最大トルク15.9kgmという性能は、日本仕様のマーチが搭載する1.2リッター直3エンジンの、およそ5割増し。
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NISMOが手掛けた「ジューク」「マーチ」「フェアレディZ」と並んで展示されているのは、同じくNISMOが開発したスーパーGTのレーシングカー。
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フォトセッションに臨む4人の登壇者たち。