「LEXUS AMAZING EXPERIENCE ドライビングレッスン」の会場から
2013.09.26 画像・写真2013年夏、レクサスは一般参加型のドライビングレッスンを開催した。“教室”は、サーキット 富士スピードウェイ。“教師”はプロのレーシングドライバーで、スーパースポーツやサーキット専用車が“教材”として用意された。そんなこだわりのレッスンの内容を、写真とともに詳しく紹介する。
(文=サトータケシ/写真=荒川正幸)

富士スピードウェイのゲートをくぐり、ドライビングレッスンのベース基地となる富士レクサスカレッジに到着。ここがブリーフィングやランチ、アフターレッスンパーティーの会場となる。
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富士スピードウェイのゲートをくぐり、ドライビングレッスンのベース基地となる富士レクサスカレッジに到着。ここがブリーフィングやランチ、アフターレッスンパーティーの会場となる。
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これからドライブする「LFA」や「IS F CCS-R」を目にすると、グッとテンションが上がってくる。参加者からは、「この2台にサーキットで乗れるのが参加の決め手となりました」という声を数多く聞いた。
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書類を記入した後、ヘルメットのサイズを合わせてからブリーフィングに参加する。
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各レッスン会場にはiPadが用意され、参加者はそこでスケジュールやレッスン内容を確認することができる。
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最初のレッスンは、「ブレーキングエクスペリエンス」。調度品がきれいに整えられたコース脇のスペースで、このレッスンのインストラクターを務めた佐藤久実さんのレクチャーを聞く。
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いよいよレッスン開始! 車内には無線が備え付けられており、ドライブ中に随時、「ハンドルを切るときにブレーキが弱くなっています!」など、佐藤久実さんからのアドバイスが飛び込んでくる。
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次のレッスンが「6 Sense Driving(6センス ドライビング)」と題されたショートサーキットでのスポーツ走行。コースに出る前に、このレッスンの目的や注意事項の説明を受ける。
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まずは先導車について、ライン取りやブレーキングポイントを覚えることから始める。コース全長は短いものの、アップ&ダウンがあり、なかなか手ごわいレイアウトだということがわかる。
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写真から、データロガーを搭載しているのがおわかりいただけると思う。加速、ブレーキング、操舵(そうだ)など、ドライビングにまつわるさまざまなデータを収集している。
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データロガーが集めたデータは、ご覧のようにパソコン上で表示される。SUPER GT(GT500クラス)の現役ドライバーである石浦宏明選手のライン取りや車速、アクセル開度、ブレーキングポイントと比較しながら、インストラクター氏からアドバイスを受ける。
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アドバイスを受ける他の参加者に感想をうかがうと、「自分のドライビングの弱点がはっきりわかって驚いた。このデータが欲しい!」とのこと。ドライビングのデータは後日、参加者のもとに郵送される。
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ここで午前の部が終了、ランチタイム。“クラスメイト”とは今日が初対面であるけれど、午前のレッスンの感想を話し合ううちに、あっという間にうちとけた。
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午後の部は、「スラロームタイムアタック」でスタート! シンプルなコースでのジムカーナ競技であるけれど、コース設定が巧みで、何度トライしても飽きることのない奥深さがあるレッスン。
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このレッスンのインストラクターを務めた佐藤久実さんが、ライン取り、ブレーキングのタイミングなどについて、細やかにアドバイスしてくれる。
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続いて、「6センス ドライビング +」。ショートサーキット走行を、午前の部よりハードに行う。やはりデータロガーのデータをもとに、インストラクター氏からアドバイスをいただいた。
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そしてついに本コース(レーシングコース)でのレッスン。サーキット走行を想定して開発された「IS F CCS-R」のバラバラという排気音を聞いて、参加者たちの目の色が変わる。
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パッセンジャーシートのインストラクター氏のアドバイスを聞きながら、「IS F CCS-R」をホームストレートで全開! 確かにレーシーなマシンだが、挙動は素直で思ったよりも運転しやすかった。「IS350“F SPORT”」は、インストラクターの同乗なしに走らせる。
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参加者はちょっとした空き時間に、石浦宏明選手(写真中央)、国本雄資選手(写真右)といった現役レーシングドライバーから、ドライビングのアドバイスを受けることができる。
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これだけの数の「LFA」が並ぶと、それだけでとてつもない迫力がある。壮観!
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続いて「LFA」で全開、9000rpmの“天使の咆哮(ほうこう)”に背筋がゾクッとする。やはり、パッセンジャーシートからインストラクター氏がアドバイスをしてくれる。
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ドライブを待つ間のホスピタリティーはばっちり。奥さまやガールフレンドを連れてきても、決して退屈はしないはずだ。
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すべてのカリキュラムを終えて、「アフターレッスンパーティー」。ノンアルコールのスパークリングワインで乾杯!
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レーシングドライバーもテーブルに入り、参加者からの質問に気さくに答えてくれる。時間がたつのがアッという間だった。
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プリンシパルの木下隆之さんから修了証を受け取って記念撮影。みっちり濃かった一日が終わる。
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修了証には、自動車業界では知らない人がいない、大物イラストレーターの大内誠さんがこのために描いてくださったという、「LFA」の透視図が添えられていた。これはうれしいサプライズだ。