
今年で4回目の開催となった韓国GPの表彰台。レッドブルのセバスチャン・ベッテル(写真左から3番目)はポールポジションから4連勝、今季8勝目を飾った。2位はキミ・ライコネン(左端)、3位にロメ・グロジャン(右端)とロータスの2人がポディウムに登壇した。(Photo=Red Bull Racing)
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今年で4回目の開催となった韓国GPの表彰台。レッドブルのセバスチャン・ベッテル(写真左から3番目)はポールポジションから4連勝、今季8勝目を飾った。2位はキミ・ライコネン(左端)、3位にロメ・グロジャン(右端)とロータスの2人がポディウムに登壇した。(Photo=Red Bull Racing)
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オープニングラップでトップを守ったベッテル(手前右端)の後ろでは、激しい2番手争い。2番グリッドのルイス・ハミルトン(同中央)に、3番グリッドからスタートしたグロジャン(同左端)が襲いかかり、2位にジャンプアップを果たした。(Photo=Red Bull Racing)
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今季6回目、自身通算42回目のポールポジションからレースをコントロールしたベッテル(手前)。終盤、ロータスの2台(奥)が背後につくも、ファステストラップ連発で突き放し、貫禄勝ち。この勝利で、早ければ次戦日本GPで4連覇達成の可能性が出てきた。(Photo=Red Bull Racing)
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このレースの敢闘賞は、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグ(手前)に与えるべきだろう。コース前半に3本の直線、真ん中に中高速コーナー、後半に直角コーナーが連なるヨンアムのコースで、ザウバーは持ち前のストレートスピードを生かし、予選でヒュルケンベルグとエステバン・グティエレスが7、8番グリッドを獲得。ヒュルケンベルグはレースでも大活躍し、終盤はハミルトン、フェルナンド・アロンソ(奥)といった強豪を抑え切り見事4位でチェッカードフラッグをくぐり抜けた。(Photo=Sauber)
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メルセデスのハミルトンは、2番グリッドという好位置をレースで生かせず5位完走。スタートで3位に落ち、第2スティントではタイヤのパフォーマンスが著しく低下するも、チームはスケジュール通りの2ストップを望んだためにペースが振るわず、ベッテル、グロジャンを追えずじまいだった。(Photo=Mercedes)
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ここまで3戦連続で2位の座を獲得していたアロンソは、5番グリッドから6位でゴール。いつもの好スタートは見られず、またレースでも上位を狙えず、終始精彩を欠いた。ランキング2位ながら首位ベッテルには77点も離され、次の自身の戦績次第ではドライバーズタイトルがベッテルの手に渡るかもしれない展開に。(Photo=Ferrari)
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前戦シンガポールGPではトラブルで最終周ストップ、さらにゴール後のパレードラップでアロンソの“タクシー”に乗る際危険な行動をとったとして今年3度目の戒告を言い渡され、ここ韓国では10グリッド降格という厳しいハンディキャップを背負わされたマーク・ウェバー。レースでは13番グリッドから追い上げていたが、1回目のセーフティーカーランが明けた直後、エイドリアン・スーティルのスピンの巻き添えをくらいマシンはコースオフ、炎上。幸い大事には至らなかったものの、今季限りでF1を引退するオージーには不運が続くことになった。(Photo=Red Bull Racing)
『第14戦韓国GP「4連勝でタイトルに王手」【F1 2013 続報】』の記事ページへ戻る