
今年のチャンピオン最有力候補、メルセデスが1-2フィニッシュで2連勝を達成。マレーシアGP初優勝のルイス・ハミルトン(左)と、開幕戦ウィナーのニコ・ロズベルグ(右)が互いの健闘をたたえあった。(Photo=Mercedes)
-
今年のチャンピオン最有力候補、メルセデスが1-2フィニッシュで2連勝を達成。マレーシアGP初優勝のルイス・ハミルトン(左)と、開幕戦ウィナーのニコ・ロズベルグ(右)が互いの健闘をたたえあった。(Photo=Mercedes)
-
2戦連続のポールポジションからトップを守ったハミルトン(先頭)。3番グリッドから2位に上がったロズベルグに、予選2位のセバスチャン・ベッテルが並びかけた。(Photo=Mercedes)
-
シャシー、パワーユニットともに今季最強といわれるメルセデス。ハミルトンは好調なペースでロズベルグを突き放し、早々にレースの主導権を握り圧勝した。開幕戦ではトラブルでリタイアしたものの、今回25点を手に入れてドライバーズランキング2位に。18点先行する首位ロズベルグと合わせ、コンストラクターズランキングでもトップに躍り出たシルバーアローに死角はあるのか?(Photo=Mercedes)
-
雨を味方につけた予選でベッテル(前)2位、ダニエル・リカルド(その後ろ)5位と善戦したレッドブル勢。スタートでメルセデスの2台に続いたものの、しかし両車のパフォーマンスの差は歴然としたものだった。それでもベッテルは今年初表彰台の3位でゴール。リカルドはホイールの取り付けが不完全なまま走りだすという一連の不運に見舞われ、結果リタイア。前年のチャンピオンチームは現在ランキング6位である。(Photo=Red Bull Racing)
-
最初の2戦をフェラーリはパッとしないまま終えた。フェルナンド・アロンソ(写真)は予選4位、決勝ではニコ・ヒュルケンベルグを終盤に抜いたが4位がやっと。レース後「競争力がない」と今季型「F14 T」へのフラストレーションをあらわにした。チームメイトのキミ・ライコネンは予選6位、レースではケビン・マグヌッセンとの接触でタイヤがパンク、後方からの追い上げで結果12位完走。(Photo=Ferrari)
-
リカルドの失格でオーストラリアでのデビュー戦を2位という好成績で飾ったマグヌッセン。雨の予選ではタイヤ選択を誤り8番グリッド、追い上げをはかったレースではライコネンに接触、フロントウイングを壊し、ペナルティーまで食らってしまった。それでもしぶとく周回を重ね結果9位完走、2戦連続得点に成功した。チームメイトのジェンソン・バトンは6位に入り、開幕戦に続きダブル得点。マクラーレンはメルセデスに次ぐランキング2位につけている。(Photo=McLaren)
-
開幕戦オーストラリアGPで9位に入り最年少入賞記録を更新したばかりのダニール・クビアトが、予選11位から10位完走で2戦連続となる入賞。19歳のロシア人ドライバーはルーキーらしからぬ落ち着いたレース運びを見せている。(Photo=Toro Rosso)
-
このレースの敢闘賞は、ケータハムの小林可夢偉に与えるべきかもしれない。週末を通じてまともな走行すら難しかった「CT05」を駆り、20番グリッドから2ストップ作戦で虎視眈々(たんたん)と上位進出を目指した。ピットストップのタイミングでは一時9位まで順位を上げ、56周後には13位で完走。厳しい状況のなか、中堅でキラリと光る走りを見せた。(Photo=Caterham)
『第2戦マレーシアGP「大本命による2連勝」【F1 2014 続報】』の記事ページへ戻る