
10周年目の中国GPをポールポジションから制したルイス・ハミルトン(右)は、第2戦マレーシアGPから3連勝。ニコ・ロズベルグ(左)が2位に入り、メルセデスは3戦連続の1-2フィニッシュを達成した。(Photo=Mercedes)
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10周年目の中国GPをポールポジションから制したルイス・ハミルトン(右)は、第2戦マレーシアGPから3連勝。ニコ・ロズベルグ(左)が2位に入り、メルセデスは3戦連続の1-2フィニッシュを達成した。(Photo=Mercedes)
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スタートでトップを守ったポールシッターのハミルトン(先頭)。予選3番手のセバスチャン・ベッテルが2位に、そして5番グリッドのフェルナンド・アロンソが3位にポジションを上げた一方で、ロズベルグは4位から7位に後退した。(Photo=Mercedes)
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燃費、タイヤのマネジメントもしっかり行いながら終始レースをコントロールしたハミルトン。チャンピオンシップではチームメイトで首位のロズベルグに4点差まで詰め寄っている。なお通算ポールポジション獲得数を34回としたハミルトンは、ミハエル・シューマッハー(68回)、アイルトン・セナ(65回)、セバスチャン・ベッテル(45回)に次ぐ歴代4位に。さらに通算勝利数を25勝としたことで、ジム・クラーク、ニキ・ラウダ(現メルセデスの非常勤会長)と並ぶ歴代8位タイに躍り出た。(Photo=Mercedes)
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予選でのミスで4番グリッドに沈んだロズベルグ。スタートでもつまずき一気に7位に転落してしまった。さらにテレメトリーシステムがダウンしたことで、レース中にダッシュボードの情報を無線で伝えるなどの不運にも見舞われた勝者のチームメイトは、最終的にハミルトンの18秒遅れ、2位に終わった。(Photo=Mercedes)
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チーム代表の辞任という暗いニュースを払拭(ふっしょく)するかのような跳ね馬の復活。シルバーアローの2台にはかなわなかったが、フェラーリのアロンソ(前)は好スタートから今季最高の3位表彰台を獲得した。(Photo=Ferrari)
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雨の予選でダニエル・リカルド2位、セバスチャン・ベッテル3位と上位につけたレッドブル。スタートで2位に上がったベッテルだったが、この日もリカルドの方がペースで上回り、チャンピオンは2戦連続でチームメイトの後塵(こうじん)を拝することに。リカルド4位、ベッテル5位でチェッカードフラッグを受けた。 なおFIA(国際自動車連盟)は4月15日、開幕戦オーストラリアGPを2位でゴールするも燃料流入量の違反で失格に終わったリカルドの裁定を支持すると発表。不服を申し立てていたレッドブルはこの決定を受け入れたことで、リカルドの失格が正式に確定した。(Photo=Red Bull Racing)
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中国GPではチェッカードフラッグが予定の1周前に振られるという珍事が発生。規定により、フラッグが振られた1周前の、54周時点での順位がレース結果となり、ゴールが言い渡された直前に17位にポジションを上げたケータハムの小林可夢偉は18位に転落するという不運に見舞われてしまった。(Photo=Caterham)
『第4戦中国GP「ハミルトンの進化」【F1 2014 続報】』の記事ページへ戻る