
日本GPで今季8回目の1-2フィニッシュを飾ったメルセデス。あと2回で、1988年にマクラーレンが打ち立てた記録に並ぶことになる。優勝したルイス・ハミルトン(写真右)は3連勝で今シーズン8勝目。ニコ・ロズベルグ(左)は今年8回目の2位に終わり、ランキング首位のハミルトンとの差は3点から10点に広がった。(Photo=Mercedes)
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日本GPで今季8回目の1-2フィニッシュを飾ったメルセデス。あと2回で、1988年にマクラーレンが打ち立てた記録に並ぶことになる。優勝したルイス・ハミルトン(写真右)は3連勝で今シーズン8勝目。ニコ・ロズベルグ(左)は今年8回目の2位に終わり、ランキング首位のハミルトンとの差は3点から10点に広がった。(Photo=Mercedes)
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大雨の影響でレースはセーフティーカー先導でスタートした。(Photo=Mercedes)
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今季8回目、通算12回目、鈴鹿では初となるポールポジションからスタートしたロズベルグ(写真後ろ)は、レース中盤まで首位の座を守ったが、この日の主役はチームメイトのハミルトン(同前)の方だった。29周目の1コーナーでロズベルグをアウト側から抜き去ったハミルトンは、10秒近い差をつけ優勝。レース後、ロズベルグは完敗を認めた。(Photo=Mercedes)
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レッドブル離脱という“嵐”を呼んだセバスチャン・ベッテル。4連覇を達成した“ホーム”を離れ(おそらくフェラーリでの)新たなチャレンジを選んだということなのだろう。かつて2連覇を手土産にベネトンからフェラーリに移籍した同郷の巨人、ミハエル・シューマッハーの姿とダブる。レースでは、雨に照準を合わせたマシンセッティングが奏功し、予選9番手からみるみる順位を上げ、最終的に3位の座をものにした。 (Photo=Red Bull Racing)
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フェルナンド・アロンソの加入がうわさされるマクラーレンにあって、来季のシートが気がかりなジェンソン・バトン。予選8番手から、雨の混乱に乗じ、機を逃さずにフルウエットからインターミディエイトタイヤに履き替えて3位まで順位を上げた。だがピットで後れをとりレッドブルの2台に先行され結果5位。コンストラクターズランキングで5位の座を仕留めたいマクラーレンは、現在フォースインディアのわずか1点後方、6位である。(Photo=McLaren)
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2年ぶりの日本GP出場となった小林可夢偉(写真手前)。苦しいチーム事情、遅いマシンに加え、フリー走行1回目は若手ロベルト・メリにステアリングを譲らなければならず貴重な走行時間を奪われた。さらに2回目のフリー走行ではS字でクラッシュし、旧型パーツを装着しての戦いに。そんな逆境にもめげず、予選ではライバルのマルシャを1台食って21番手、他車のペナルティーで19番グリッドからスタート。雨の決勝レースでは19位で完走した。(Photo=Caterham)
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5年間ともに戦ってきたフェラーリとの別れも近いのか。来季の去就が注目されるフェルナンド・アロンソは、“定位置”の予選5位から、セーフティーカー先導中にマシンを止め今季2度目のリタイア。電気系のトラブルといわれる。チームメイトのキミ・ライコネンもポイント圏外となる12位に終わったことで、フェラーリの連続入賞記録は「81」でストップした。(Photo=Ferrari)
『第15戦日本GP「嵐に始まり、嵐に終わった週末」【F1 2014 続報】』の記事ページへ戻る