
開幕戦オーストラリアGPを制した前年王者ルイス・ハミルトン(右から2番目)。ニコ・ロズベルグ(同3番目)が2位に入り、チャンピオンチームのメルセデスは初戦から1-2フィニッシュを達成した。3位はフェラーリに移籍したセバスチャン・ベッテル(同一番右)。(Photo=Ferrari)
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開幕戦オーストラリアGPを制した前年王者ルイス・ハミルトン(右から2番目)。ニコ・ロズベルグ(同3番目)が2位に入り、チャンピオンチームのメルセデスは初戦から1-2フィニッシュを達成した。3位はフェラーリに移籍したセバスチャン・ベッテル(同一番右)。(Photo=Ferrari)
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スタート直後、フェラーリのキミ・ライコネン(一番右)がわずかにコースを外れ、フェリッペ・ナッサー(中央)と接触。その影響で一番外側にいたロータスのパストール・マルドナドがウォールの餌食となり、セーフティーカーが導入された。(Photo=Toro Rosso)
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フリー走行から予選、決勝にかけて、格の違いをまざまざと見せつけた王者メルセデス。ハミルトン(先頭)は、ポールポジションからのスタートでトップを守ると、2位ロズベルグ(その後ろ)を従えてレースをコントロールした。(Photo=Mercedes)
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4度タイトルを取ったレッドブルを離れ、新天地フェラーリへと移籍したベッテルは、予選4位、決勝3位と好発進。昨年未勝利だったスクーデリアはマシンの戦闘力を上げてきたようだ。しかし58周レースを戦ってみると、メルセデスとの間には30秒以上の差。いまのところ、優勝を狙うにはシルバーアローの不運が必要といった状況である。(Photo=Ferrari)
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2011年イギリスF3チャンピオンのフェリッペ・ナッサーが今年ザウバーからGPデビュー。初戦で予選11位から見事5位入賞を果たした。チームメイトのマーカス・エリクソンも8位で完走し、昨年無得点だったチームにダブル入賞を献上した。なおザウバーは契約問題で裁判を起こされている。オランダ人ドライバーのギド・バン・デル・ガルデが、チームが契約を破り自分に正ドライバーのシートを与えなかったとしてザウバーを訴え、裁判所はガルデ勝訴の判決を出した。結果的にガルデがF1に出場するためのスーパーライセンスを保持していないことで今回はナッサーとエリクソンが参戦したが、今後どう決着がつくか予断を許さない状況だ。(Photo=Sauber)
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23年ぶりに復活したマクラーレン・ホンダ。しかしライバルより1年参戦が遅れたホンダのパワーユニットはまだまともに走れる状況ではなく、冬のテストでも走行距離をかせげないまま、いきなりの実戦投入となった。ジェンソン・バトン(写真)、そしてフェルナンド・アロンソの代役であるケビン・マグヌッセンは予選で最後尾。バトンが何とか11位で完走、レースディスタンスでのデータが収集できたのは収穫だった。(Photo=McLaren)
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19歳でデビューしたハイミ・アルグエルスアリによるF1最年少ドライバー記録を更新した、17歳のマックス・フェルスタッペン(写真)がトロロッソからGPに挑戦。9位走行中にマシンが壊れリタイアとなったが、今後の活躍に期待が持てそうな若手だ。なおトロロッソのもうひとりの新人、カルロス・サインツJr.は9位で見事初入賞を果たした。フェルスタッペンは元F1ドライバーのヨスの息子で、サインツJr.は元WRCチャンピオンを父に持つ。2世ドライバー同士のコンビとなる。(Photo=Toro Rosso)
『開幕戦オーストラリアGP「1強再びの予感」【F1 2015 続報】』の記事ページへ戻る