
第8戦オーストリアGPを制したのはメルセデスのニコ・ロズベルグ(右から2番目)。2位はロズベルグのチームメイトであるルイス・ハミルトン(一番左)、3位はウィリアムズのフェリッペ・マッサ(一番右)だった。エンジンパワーがものをいうレッドブル・リンクでメルセデス・ユニット勢が表彰台を独占した。(Photo=Mercedes)
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第8戦オーストリアGPを制したのはメルセデスのニコ・ロズベルグ(右から2番目)。2位はロズベルグのチームメイトであるルイス・ハミルトン(一番左)、3位はウィリアムズのフェリッペ・マッサ(一番右)だった。エンジンパワーがものをいうレッドブル・リンクでメルセデス・ユニット勢が表彰台を独占した。(Photo=Mercedes)
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予選Q3の最後のアタックでコースアウト、タイムアップを果たせず2番グリッドに甘んじたロズベルグ。決勝ではスタートでポールシッターのハミルトンをかわし、終盤はバイブレーションに悩みながらもしっかりとトップを守り切り今季3勝目を飾った。これでポイントリーダーのハミルトンとの差は10点まで縮まった。(Photo=Mercedes)
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ロズベルグ同様に予選でコースをはみ出すミスをおかしたものの、今季7回目のポールポジションを獲得できたハミルトン。しかしスタートではロズベルグに先を越され、またピットアウト後の出口で白線をまたいだことで5秒のペナルティーが加算され、結果2位でゴールした。ハミルトン4勝対ロズベルグ3勝、10点を挟んでのタイトル争いは、シーズン中盤に来て熱を帯びてきた。(Photo=Mercedes)
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定位置の3番グリッドから3位を維持していたフェラーリのセバスチャン・ベッテル。しかしピットストップ中にタイヤがうまくはまらずタイムロス、ウィリアムズのマッサに3位の座を奪われてしまった。終盤猛追するもかなわず0.6秒差で4位。(Photo=Ferrari)
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お膝元で苦戦したレッドブル勢。ダニエル・リカルド、ダニール・クビアトともにエンジンの年間規定数を超えたことで10グリッド降格、レースではリカルドが10位入賞で最後の1点を獲得し何とか面目を保ち、クビアトは12位完走。ルノー・ユニットを不調の元凶とする主張は変わらず。(Photo=Red Bull Racing)
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マクラーレン・ホンダには試練が続いている。フェルナンド・アロンソがQ2進出を果たし予選15位、ジェンソン・バトン(写真)は同17位。しかし、アロンソは年間規定数を超える5基目のエンジン&同じく5基目のターボチャージャーと熱エネルギー回生装置MGU-H投入、加えてギアボックス交換で25グリッド降格。バトンは6基目のターボチャージャーとMGU-H、5基目のエンジンと運動エネルギー回生装置MGU-Kを使ったことで同じく25グリッドダウン。最後尾からの追い上げも果たせず、アロンソはキミ・ライコネンとのクラッシュで0周リタイア、程なくしてバトンもメカニカルトラブルで戦列を去った。(Photo=McLaren)
『第8戦オーストリアGP「ロズベルグの最大の成果」【F1 2015 続報】』の記事ページへ戻る