
地元イギリスのファンとともに勝利の喜びを分かち合うメルセデスのルイス・ハミルトン。イギリスGP通算3勝目を飾った。(Photo=Mercedes)
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地元イギリスのファンとともに勝利の喜びを分かち合うメルセデスのルイス・ハミルトン。イギリスGP通算3勝目を飾った。(Photo=Mercedes)
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セッティングの問題から金曜日はまったくいいところのなかったハミルトン。問題を解決してからは、土曜日の予選でポールポジション、日曜日の決勝ではスタートでウィリアムズの2台に抜かれるも、ピット作戦で見事アンダーカットに成功し今季5勝目を手にした。なおポール数46回はセバスチャン・ベッテルを抜き歴代3位、通算勝利数でも歴代4位のベッテルにあと2勝で肩を並べるまでになった。(Photo=Mercedes)
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前戦オーストリアGPでハミルトンを打ち負かしたニコ・ロズベルグだったが、予選でまたしてもハミルトンにポールを奪われ、決勝では2番グリッドからのスタートで一気に4位まで落ちた。抜きにくいシルバーストーンで苦しい戦いを強いられたが、レース後半、雨で滑りやすくなった状況でウィリアムズの2台をオーバーテイクし、2位でフィニッシュ。ハミルトンとのポイント差は10点から17点に広がった。(Photo=Mercedes)
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フェラーリはメルセデスに追いつけなかったばかりか、ウィリアムズにナンバー2の座を脅かされた。ドライではメルセデス・ユニット勢の4台に対抗できず、レース終盤の雨に救われてベッテルが3位表彰台を獲得。課題が残る週末となった。(Photo=Ferrari)
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来季フェラーリに残留するためには結果を出さなければならないキミ・ライコネン。予選ではベッテルを上回る5番グリッドを得たものの、決勝では雨でウエットタイヤに履き替えるタイミングが早すぎ、もう1回余計にピットストップを行うことに。マシンのペースが遅かったとはいえ、8位フィニッシュという結果はさびしい。(Photo=Ferrari)
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フェルナンド・アロンソ(写真)は10位完走で今季初入賞、4戦連続リタイアという悪い流れを断ち切った。マクラーレンはモナコGPに次ぐ2度目の得点となるが、今季獲得ポイント5点のマクラーレンは現在、コンストラクターズランキング10チーム中9位という成績なのだから喜んではいられない。ジェンソン・バトンはオープニングラップの混乱で早々に戦列を離れた。(Photo=McLaren)
『第9戦イギリスGP「伏兵も雨も何のその」【F1 2015 続報】』の記事ページへ戻る