
8回目のシンガポールGPを制したフェラーリのセバスチャン・ベッテル(右から2番目)。2位はレッドブルのダニエル・リカルド(一番左)、3位はフェラーリのキミ・ライコネン(一番右)だった。(Photo=Ferrari)
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8回目のシンガポールGPを制したフェラーリのセバスチャン・ベッテル(右から2番目)。2位はレッドブルのダニエル・リカルド(一番左)、3位はフェラーリのキミ・ライコネン(一番右)だった。(Photo=Ferrari)
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フェラーリ移籍後初のポールポジションからスタートしたベッテル(先頭)は、オープニングラップのたった1周で2位リカルド(その後ろ)に3秒ものマージンを築いた。(Photo=Red Bull Racing)
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2位リカルドのレッドブルに対し、タイヤの持ちで不安があったトップのフェラーリ&ベッテル(写真)。しかし2度にわたるセーフティーカー導入で先頭集団がこぞってピットイン、タイヤ交換をしたことも幸いし、終始レースの主導権を握ることに。ベッテルは第2戦マレーシアGP、第10戦ハンガリーGPに次ぐ今季3勝目、通算勝利数でアイルトン・セナを抜き歴代3位に上がった。(Photo=Ferrari)
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予選、決勝でベッテルを追う立場にいたレッドブルのリカルド(写真)。タイヤを長く持たせることに自信があったものの、勝負所でセーフティーカーに入られ、逆転することはできず。最終的に1.4秒差で2位に甘んじた。(Photo=Red Bull Racing)
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フェラーリのライコネン(写真)は予選3位からスタート。最終的に2位リカルドには15秒も逃げられたが、トラブルやミスなくポディウム圏内を走り続け、3位のままフィニッシュした。フェラーリは今季初のダブル表彰台。(Photo=Ferrari)
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この週末、とにかくいいところのなかった常勝メルセデス軍団。コース特性、タイヤとのマッチングなど考えられているが、原因は定かではない。アイルトン・セナの8連続ポールポジション記録にあと1つと迫っていたルイス・ハミルトン(写真前)は5番グリッドでレコード挑戦はおあずけ、レースでは4位走行中にターボのブーストが上がらずパワーを失い、今年初のリタイアを喫した。ニコ・ロズベルグ(後ろ)は予選6位、決勝ではポディウム組から7.5秒遅れの4位完走。(Photo=Mercedes)
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パワーサーキットではないマリーナ・ベイは、マクラーレン・ホンダにとって好成績が期待できる(数少ない)コースだった。予選でフェルナンド・アロンソ12位、ジェンソン・バトン15位。レースではポイント圏内の9、10位まで駒を進めるも、2台ともメカニカルトラブルでリタイアした。なおホンダのお膝元、次戦日本GPが行われる鈴鹿サーキットはエンジン全開率が高く、マクラーレンにとって厳しい戦いが予想されている。(Photo=McLaren)
『第13戦シンガポールGP「ベッテル完勝で2位まで8点差」【F1 2015 続報】』の記事ページへ戻る