「第55回全日本模型ホビーショー」出展作品(前編)
2015.09.29 画像・写真2015年9月25日(金)~27日(日)、日本プラモデル工業協同組合主催の「第55回全日本模型ホビーショー」が東京ビッグサイトで開かれた。これは春の「静岡ホビーショー」と並ぶ、模型ファンにはおなじみの秋の恒例イベントで、今回はプラモデルやラジコンのメーカーなど計67社が出展。今ではすっかり大人のホビーとなったプラモデルやミニカーなどのモデルカーは、どんどんマニアックな方向に進んでいるが、今回の出展もその印象を再認識させられる内容だった。そんな会場から、リポーターの心に刺さったモデルカーの新製品を中心に紹介しよう。
(文と写真=沼田 亨)
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ハイペースで続々と新製品をリリースしているトミカリミテッドヴィンテージNEOからリリースされた、通称ジャパンこと5代目「日産スカイライン」の1/64セダンGT。写真上は丸目4灯の前期型「2000GT」、下左はマイナーチェンジで角目2灯になった「2000GTターボGT-E・S」の試作実験車、下右もやはり角目2灯の「2800ディーゼルGT・L」のカタログ撮影車両。2000GTは2015年10月、ターボとディーゼルは11月発売予定で、価格はいずれも2376円。
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ハイペースで続々と新製品をリリースしているトミカリミテッドヴィンテージNEOからリリースされた、通称ジャパンこと5代目「日産スカイライン」の1/64セダンGT。写真上は丸目4灯の前期型「2000GT」、下左はマイナーチェンジで角目2灯になった「2000GTターボGT-E・S」の試作実験車、下右もやはり角目2灯の「2800ディーゼルGT・L」のカタログ撮影車両。2000GTは2015年10月、ターボとディーゼルは11月発売予定で、価格はいずれも2376円。
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ミニバンの先駆けとなったモデルである初代「日産プレーリー」も、トミカリミテッドヴィンテージNEOからラインナップ。2016年1月発売予定で価格は2376円。
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カモフラージュパターンの入ったトミカリミテッドヴィンテージNEOの1/64「日産GT-R NISMOタイムアタック仕様」。11月発売予定で価格は4968円。
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トミカリミテッドヴィンテージからバリエーションをそろえてリリースされる、通称フラットノーズと呼ばれるアルファ・ロメオのジュリアクーペ。上は「1750GTV」、左下は「GT1600ジュニア」、右下は「GT1300ジュニア」。1750と1300は2015年12月、1600は2016年2月発売予定で、価格はいずれも2376円。
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型式名230こと3代目「日産セドリック・セダン」のストックカー仕様。「クレイジーケンバンド」の横山 剣氏とトミカリミテッドヴィンテージNEOのコラボモデルで、発売時期未定。
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トミーテック初のプラモデルである1/35「日産セドリック・バン・スタンダード 陸上自衛隊業務車1号」。トミーテックならではのマニアックなモデルで、リアゲート開閉可能。価格は3672円。
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1/35「日産セドリック/グロリア・ワゴン・デラックス」。前出の型式名Y30の「セドリック・バン」とボディーを共有するワゴンのキット。セドリックとグロリアのコンバージョンキットで、写真のモデルはグロリア。バンのCA20S型(直4)対してVG20E型(V6)エンジンを搭載するなど、実車同様にちゃんと差別化されている。価格は3672円。
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モックアップの状態で展示されていた、トミカリミテッドヴィンテージNEOの1/64「日産シルビア・スーパーシルエット」。手前は3代目S110系のマスク、奥はリトラクタブルヘッドライトを備えた4代目S12系のマスクを持つ仕様。
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最近はレーシングマシンの新製品が多いエブロからリリースされる1/43「日産プレジデント」。型式名H252と呼ばれる初代の後期型で、価格は7992円。
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これもエブロの1/43「ホンダ・シビック・タイプRコンセプト2014」。先ごろ欧州でデビューした新型タイプRの原形となる、2014年のジュネーブショーで公開されたコンセプトモデル。近日発売予定で価格は7992円。
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今年のルマンに出走した「日産GT-R LM NISMO」も、早くもエブロから1/43でモデル化。この23号車のほか22号車、トリコロールカラーの21号車もそろえて、価格は8424円。
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これまた早くもモデル化された1/43「マクラーレン・ホンダMP4-30」。左がシーズン初期のバトン車、右がシーズン中期のアロンソ車で、それぞれ逆の仕様もある。価格は9504円。
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「マクラーレン・ホンダMP4-30」は1/20でプラキット化もされた。価格は5184円。
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これもエブロの1/20プラキットの新作である「ロータス91」。1982年シーズン用のF1マシンである。価格は6264円。
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エブロから発売中の1/24「シトロエンDS19」。1955年に誕生したDSの還暦祝いにリリースされた(?)、DSのプラキットの決定版。価格は8424円。
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塗装済みモックアップの状態で展示された、タミヤの1/24スポーツカーシリーズから発売予定の新型「マツダ・ロードスター」。タミヤの女性社員をモデルに3Dスキャナーで測定したデータから作られた、女性のドライバーフィギュアが付属。
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1970年代に初版がリリースされたタミヤの1/12ビッグスケールシリーズの「タイレル003」が、特殊な形状のノーズを持つ71年モナコGP仕様となって再登場。エッチングパーツやメタルパーツも付属、2015年11月発売で価格は1万3824円。
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今春、タミヤの1/24スポーツカーシリーズからリリースされた「メルセデス・ベンツ300SL」が、マスターワークコレクション(完成品)からも登場。2015年12月発売で価格は1万4904円。
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マテルの1/18「ナイト2000」。3代目「ポンティアック・ファイアーバード」をベースにした、特撮TVドラマ『ナイトライダー』の劇用車のダイキャストモデルである。
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「ナイト2000」のインテリア。価格は5万2920円と立派なだけに各種イルミネーションが仕込まれており、音声も発する。