
23年ぶりのF1メキシコGPを制したメルセデスのニコ・ロズベルグ(写真中央)。今季4勝目を飾った彼は表彰台でソンブレロをかぶり、上機嫌に振る舞った。2位はロズベルグのチームメイトであり、既に前戦で年間タイトルを決めているルイス・ハミルトン(左)。3位はウィリアムズのバルテリ・ボッタス(右)で、第7戦カナダGP以来のポディウム登壇となった。(Photo=Mercedes)
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23年ぶりのF1メキシコGPを制したメルセデスのニコ・ロズベルグ(写真中央)。今季4勝目を飾った彼は表彰台でソンブレロをかぶり、上機嫌に振る舞った。2位はロズベルグのチームメイトであり、既に前戦で年間タイトルを決めているルイス・ハミルトン(左)。3位はウィリアムズのバルテリ・ボッタス(右)で、第7戦カナダGP以来のポディウム登壇となった。(Photo=Mercedes)
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メキシコGPの舞台は、GPが行われるサーキットで一番の高地(標高2300m)にあるエルマノス・ロドリゲス。ヘルマン・ティルケにより改修されたコースの目玉のひとつ、スタジアムセクション(写真)は連日多くの観客で埋め尽くされた。写真奥には特徴的な表彰台も見える。(Photo=Mercedes)
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前戦アメリカGPでは、自らのミスで優勝とタイトルを最大のライバルであるハミルトンに献上してしまったロズベルグ(写真右)。続くメキシコでは、週末を通じ好調をキープ。予選で4戦連続ポール奪取を決め、決勝でもスタートから集中を切らすことなくトップを守り、ポール/優勝/ファステストラップのハットトリックを初めて達成した。「速くても勝負どころでは弱い」という汚名を返上する走りだった。(Photo=Mercedes)
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ロズベルグ(写真先頭)、ハミルトン(2番目)に次いで3位を走行していたレッドブルのダニール・クビアト(3番目)。セーフティーカー開けにボッタスの奇襲に遭い惜しくも表彰台を逃した。(Photo=Mercedes)
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大観衆の熱い声援を受けて初の母国GPに挑戦した“チェコ”ことセルジオ・ペレス。予選9位から自身6度目のポディウムを目指したが、セーフティーカーのタイミングでタイヤ交換の機会を逸してしまった。それでもミディアムタイヤを履いて53周ものロングランをこなし8位入賞。このレースを1ストップで走り切った唯一のドライバー、そしてただひとりのメキシカンF1パイロットに、観客は惜しみない拍手と喝采を送った。(Photo=Force India)
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予選3番手のセバスチャン・ベッテル(写真左)は、スタートでダニエル・リカルドと接触し、タイヤをパンクさせ緊急ピットイン。最後尾へと後退した。ここから歯車がかみあわなくなったか、入賞圏まで挽回するも途中スピンを喫するなど本調子とはいかず、52周目にドラビングミスからコースを外れ壁にヒット、リタイアとなった。フェラーリはキミ・ライコネンもフィニッシュできず、2006年以来となる“ダブルリタイア”を記録。ライコネンはロシアGPに続き、同郷のボッタスと衝突。戦列を去った。(Photo=Ferrari)
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1965年、ホンダが初優勝を飾ったメキシコ。しかしそんなセンチメンタルな思い出に浸る余裕は今のマクラーレン・ホンダにはない。グリッド降格ペナルティーによりフェルナンド・アロンソ(写真)予選18位、ジェンソン・バトンは予選出走ならず最後尾20位からスタート。アロンソはマシントラブルが発覚していたものの観客のためスタートを切り、オープニングラップだけを走りピットでリタイア。バトンは2台のマノー・マルシャを従えての14位完走。(Photo=McLaren)
『第17戦メキシコGP「王者を敗り、2位に返り咲く」【F1 2015続報】』の記事ページへ戻る