
F1最終戦アブダビGPの表彰台。優勝はメルセデスのニコ・ロズベルグ(写真右から2番目)、2位はメルセデスのルイス・ハミルトン(一番左)、3位に終わったフェラーリのキミ・ライコネン(一番右)。(Photo=Mercedes)
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F1最終戦アブダビGPの表彰台。優勝はメルセデスのニコ・ロズベルグ(写真右から2番目)、2位はメルセデスのルイス・ハミルトン(一番左)、3位に終わったフェラーリのキミ・ライコネン(一番右)。(Photo=Mercedes)
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6戦連続となるポールポジションから絶好のスタートでトップを守ったロズベルグ(写真先頭)。ハミルトンはやや鈍い出だしで予選3位のライコネンに並ばれそうになるが2位の座をキープした。(Photo=Mercedes)
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昨季の5勝を1つ上回る6勝目を挙げたロズベルグ。2年連続でハミルトンにタイトルを奪われたが、今季終盤の力走を来季も見せられれば、チャンピオン争いはいっそう白熱することだろう。(Photo=Mercedes)
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同じマシンに乗る最大のライバルに打ち勝つ難しさ。昨季から今季中盤までロズベルグが頭を悩ませた難題に、今度は王者ハミルトンがぶち当たった。コース上で抜けないならと作戦に工夫を凝らし、ロズベルグよりも長めのスティントで揺さぶりをかけるも成功せず。それでも10勝し自らのヒーロー、アイルトン・セナと肩を並べる3度目のタイトルを獲得した今季は、ハミルトンにとって最良のシーズンだったことは間違いないだろう。(Photo=Mercedes)
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今年復活ののろしを上げたフェラーリにあって、不運やトラブルなどで思うような結果が残せずにいたキミ・ライコネン。最終戦では、予選でメルセデス勢に次ぐ3番手。レースでもトップ2台に勝負を挑むことはできなかったものの3位の座を守り、今年3度目の表彰台を獲得した。ドライバーズランキングではチームメイトのセバスチャン・ベッテルに次ぐ4位。来季こそはスクーデリアでポディウムの頂点を勝ち取りたいところだ。(Photo=Ferrari)
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レッドブルからフェラーリへの電撃移籍から1年、いまや深紅の色がすっかりなじんできたベッテルは3勝してドライバーズランキング3位でシーズンを終えた。最終戦では、予選Q1を通過できると判断してアタックを中断、結果Q1を通過できないという失態を演じてしまったが、15番グリッドから4位まで挽回してみせた。来シーズン、打倒メルセデスの旗頭になるであろうことは間違いない。(Photo=Ferrari)
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マクラーレン・ホンダにとっての厳しい2015年シーズンが終わった。アブダビGPではジェンソン・バトンが12位完走、フェルナンド・アロンソはスタートでパストール・マルドナドと接触、緊急ピットインに加えてペナルティーも受けて17位でレースを終えた。2人の元チャンピオンが獲得したポイントは計27点でチームはランキング9位。この苦しい一年で得たものを来シーズンに生かし、浮上することを期待したい。(Photo=McLaren)
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グラフは、2015年のF1ドライバーズランキングトップ6の推移。戦況は、ハミルトン対ロズベルグのメルセデス勢にフェラーリのベッテルを加えての“先頭集団”と、ウィリアムズの2人(ボッタス&マッサ)にフェラーリのライコネンが絡む“第2集団”に二極化した。シーズン中盤以降のハミルトンのスパートが顕著だ。
『最終戦アブダビGP「新シーズンへの決意」【F1 2015 続報】』の記事ページへ戻る