日産は新型「エルグランド」と電気自動車「マイクラ」「N7」を出展【ジャパンモビリティショー2025】

2025.10.09 自動車ニュース webCG 編集部
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2025年10月29日に世界初公開される日産のフルサイズミニバン、新型「エルグランド」。
2025年10月29日に世界初公開される日産のフルサイズミニバン、新型「エルグランド」。拡大

日産自動車は2025年10月9日、東京ビッグサイトで開催される「ジャパンモビリティショー2025」(会期:10月29日~11月9日)への出展概要を発表した。

2025年10月に発表された新型「日産リーフ」。同年10月17日に注文受け付けがスタートする。
2025年10月に発表された新型「日産リーフ」。同年10月17日に注文受け付けがスタートする。拡大
2025年9月に発表された新型「日産ルークス」。
2025年9月に発表された新型「日産ルークス」。拡大
2024年9月に発表された7代目「日産パトロール」。
2024年9月に発表された7代目「日産パトロール」。拡大
2025年5月に発表された6代目となる新型「日産マイクラ」。
2025年5月に発表された6代目となる新型「日産マイクラ」。拡大
東風日産の新型BEV「N7」。
東風日産の新型BEV「N7」。拡大
「日産フェアレディZ」の2025年モデル。
「日産フェアレディZ」の2025年モデル。拡大
2025年8月に発表された「日産エクストレイル ロッククリーク」。
2025年8月に発表された「日産エクストレイル ロッククリーク」。拡大
「日産セレナ」をベースとした自動運転モビリティーサービス車両のプロトタイプ。
「日産セレナ」をベースとした自動運転モビリティーサービス車両のプロトタイプ。拡大
「ABB FIAフォーミュラE世界選手権」に参戦する日産のフォーミュラEマシン。
「ABB FIAフォーミュラE世界選手権」に参戦する日産のフォーミュラEマシン。拡大

日産は今回のジャパンモビリティショー2025において、インテリジェントで持続可能な未来のビジョンを体現する革新的な商品と技術を披露。経営計画「Re:Nissan」に基づいた日本向け最新モデルの展示に加え、戦略的パートナーと共に開発した各地域のニーズに応えるモデルも紹介するとしている。

日産のブースには、同年10月29日に世界初公開となる新型「エルグランド」をはじめ、軽自動車の「ルークス」から大型SUVの「パトロール」まで、日本国内および海外向けモデルが展示される。日産の電動化の取り組みを体現した電気自動車(BEV)「リーフ」や「アリア」に加え、同年4月に中国で発売したBEV「N7」、欧州市場向けに開発し同年5月に発表したBEVの新型「マイクラ」も並ぶ。また、シーズン11(2024/2025)に日産チームのオリバー・ローランド選手がフォーミュラE参戦以来初となるドライバーズチャンピオンを獲得したフォーミュラEマシンも展示。出展は全10台となる。

主な展示内容は以下のとおり。

【新型エルグランド】
2026年度の発売を予定している日産のフラッグシップミニバン、新型エルグランドを世界初公開。第3世代「e-POWER」をはじめとした先進技術を搭載し、エルグランドのDNAである「運転の愉(たの)しさ」を電動化によってさらにレベルアップしている。”威風堂々”とした存在感を印象づけるエクステリアデザインに加え、プレミアムツーリングモビリティーとして長距離でも快適で上質な移動空間を提供する。

【パトロール】(中東仕様)
2024年9月に中東市場で発表された7代目となるパトロールは、圧倒的な存在感を誇る外観とプレミアム感あふれるインテリアを持つとされる日産のフラッグシップSUV。新開発の3.5リッターV6ツインターボエンジンや信頼性と耐久性に優れたシャシーにより、市街地はもとより砂漠や荒野などの過酷な環境下でも卓越した性能を発揮する。最新のインフォテインメントシステムや、高音質オーディオシステムを搭載する広々した室内空間も見どころ。

【新型日産リーフ】
スリークで大胆なスタイルながら考え抜かれた室内空間を実現したと紹介される次世代のクロスオーバーBEV。2010年の初代リーフの発売から15年間積み重ねた知見と経験を最大限に生かして開発した新型リーフは、乗る人すべてが気持ちよくドライブでき、誰もが安心して乗れるBEVを目指して性能を磨き上げたという。バッテリー容量78kWhの「リーフB7」は、702kmの一充電走行距離(WLTC)を実現している。

【日産アリア】(参考出品)
今回の出展車両は、2025年度内に予定されているマイナーチェンジモデル。より先進性と上質感を表現したフロントデザインに一新し、Googleを搭載したインフォテインメントシステムの採用や、BEVのバッテリー電力を取り出すことができるV2L(Vehicle to Load)機能の追加、日本の道路環境においてより快適な乗り心地を提供するサスペンションへの仕様変更などが実施されている。

【スカイライン400Rリミテッド】
「スカイライン400R」をベースにした400台限定販売の特別仕様車「400Rリミテッド」を展示。同モデルはジャパンモビリティショー2025の開幕に先駆けて、同年10月27日に詳細の発表が予定されている。

【モビリティーサービス実証実験車両展示】
日産は社会課題の解決を目指し、自動運転技術を活用した新しい移動サービスの提供に取り組んでおり、2025年11月から神奈川・横浜にて大規模な実証実験を開始予定。AI技術を活用した「AutoDJ」を搭載する実証実験車両を展示する。

【NISSAN ENERGY体験エリア】
BEVを活用したソリューション「NISSAN ENERGY」のスマートなエネルギー管理により、家庭の電気代削減や非常時の電源確保など、モビリティーの枠を超えた新しいライフスタイルを提案。ブースでは光る「エナジーリュック」を背負って電気を蓄え、運び、分け合う約15分間の体験型ゲーム「NISSAN ENERGY POWER MISSION」で、BEVとエネルギーがもたらす未来を体感できる。同ゲームへの参加はオンラインからの事前予約が必要。

【Out of Kidzania in JMS2025】
楽しみながら社会のしくみを学ぶことができる職業・社会体験施設「キッザニア」とのコラボレーションコンテンツ「Out of KidZania in Japan Mobility Show 2025」。同エリアの日産ブースでは、美しいクルマづくりに大切な金属板を自動車ボディー部品へと成形する職人の見習いとして、「真空成型機でのクルマボディー成形」を体験できる。未就学児向けには、オリジナル缶バッジ作りのプログラムも用意している。

【スペシャルサイト】
2025年10月9日に「JAPAN MOBILITY SHOW 2025スペシャルサイト」をオープン。展示車情報や体験コンテンツなど、西1ホールに位置する日産ブースの情報が順次掲載される。

(webCG)

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