デザインこそ斬新だが、フロントから見るEVバスはあまり通常のバスと変わりなく見える。サイズも通常の路線バスとほぼ同じだ。
サイドから見ると独特の姿形を持っていることが明らか。なにより前4輪、後4輪の計8輪の小径タイヤが普通のバスでないことを物語る。すべてのホイールにモーターが内蔵される。つまり8輪駆動。
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デザインこそ斬新だが、フロントから見るEVバスはあまり通常のバスと変わりなく見える。サイズも通常の路線バスとほぼ同じだ。 サイドから見ると独特の姿形を持っていることが明らか。なにより前4輪、後4輪の計8輪の小径タイヤが普通のバスでないことを物語る。すべてのホイールにモーターが内蔵される。つまり8輪駆動。
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ハンドル操作ではフロントの2輪が動き、旋回する。タイヤはEVバス専用に開発された、直径72cmのブリヂストンECOPIA。この奥にモーターが入っている。
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非常口は後端中央に設けた。通常のバスはここにエンジンがあるが、EVではそれがないために可能なのだ。後2輪はスパッツで覆われるため特徴あるスタイルを演出している。
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EVバスはフラットな床が後方まで続く。座席下に段差があるのはケーブルや補機類を収納するためだそうだ。
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前輪後ろ側のタイヤが作るコブ。2カ所に開閉可能な蓋が見えるが、ここからモーターなどをメンテナンスするのだろう。筆者はこの真後ろの席に座ったが、足元の窮屈さは感じなかった。
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非常口の両側にはエアコンユニットが積まれる。通常は屋根の上に乗るが、重心が下がるだけでなく、見かけ上もスマートだ。ただしこの日の印象ではちょっとエアコンの利きが悪かった。
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湘南台の街中を走るEVバス。これが普通の光景になる日はもうすぐ?
『次世代の公共交通機関「EVバス」の実力は?』の記事ページへ戻る