-
1/8F1第5戦スペインGPを制したメルセデスのルイス・ハミルトン(写真右から2番目)、2位に入ったメルセデスのバルテリ・ボッタス(同左端)、3位でレースを終えたレッドブルのマックス・フェルスタッペン(同右端)。(Photo=Red Bull Racing)
-
2/8予選Q3ではわずかにラインが膨れ挙動を乱すシーンも見られたハミルトン(写真)は、僚友ボッタスに0.6秒の大差をつけられ予選2番手。しかしレースになると、鈍い出だしのボッタスに襲いかかりトップを奪い、その後リードを拡大。セーフティーカー後の再スタートでは一気に4秒ものマージンを稼ぎ出して勝利した。今季3勝目で、ファステストラップのボーナス1点を初めて獲得。ボッタスに7点差をつけ、再びポイントリーダーとなった。(Photo=Mercedes)
-
3/8ハミルトンを0.634秒も突き放し3戦連続となるポールポジションを獲得したボッタス(写真)。「アドレナリン全開の、心底楽しめたセッションだったよ。幸先良くシーズンを始められたし、マシンに乗るたびに良くなっていくのを感じている」と、予選後のコメントには自信が満ちあふれていた。だがレースになると、スタートでクラッチの動きが思わしくなく2位に後退。ハミルトンから大きく離されてその順位のままゴールとなった。ハミルトンに対する1点のリードは7点のビハインドに変わってしまった。(Photo=Mercedes)
-
4/8レッドブル勢は、フェルスタッペン(写真前)がフェラーリの間に割って入り予選4位と健闘、ピエール・ガスリーも6位につけた。スタート直後、メルセデス2台とセバスチャン・ベッテルが3台並んでターン1に向かって行くのを冷静に見ていたフェルスタッペンは、ブレーキングでタイヤを傷めたベッテルを早々に仕留め3位に上がり、最後までそのポジションをキープ。開幕戦オーストラリアGPに次ぐ今季2度目の表彰台にのぼった。ガスリーは予選順位のまま6位入賞。(Photo=Red Bull Racing)
-
5/8メルセデスとのギャップを埋めるべく、新型パワーユニットを含めたアップデートを持ち込んできたフェラーリだったが、その差を縮めることはできず、ベッテル(写真)はポールのボッタスから0.866秒も離されて3戦連続で予選3位。決勝ではスタートでタイヤにフラットスポットを作ってしまい4位に脱落、ポディウムに返り咲くことはなくその順位のままゴールした。フェラーリのもう1台、シャルル・ルクレールは、予選Q2で縁石を越える際にフロアを壊してしまい5番グリッド、レースでもそのポジションのままゴール。ストレートでは速いがコーナーで遅い今季型「SF90」に特効薬はあるのか。(Photo=Ferrari)
-
6/8開幕戦オーストラリアGPでケビン・マグヌッセンが6位入賞と幸先良いスタートをきったかに見えたハース。しかしその後は低迷し、特にピレリタイヤとのマッチングに苦しみ得点できていなかった。スペインGP予選では、マシンアップデートが奏功したか、あるいはタイヤへの負荷が大きいバルセロナのコース特性もあってか、ロメ・グロジャン(写真前)7位、マグヌッセン8位。レースでも好走を続け、マグヌッセン7位、終盤タイヤに苦しんだグロジャンも10位入賞を果たし、復調を印象付けた。(Photo=Haas)
-
7/8前戦アゼルバイジャンGPでダブル入賞を果たし、ベスト・オブ・ザ・レストのコンストラクターズランキング4位につけているマクラーレン。スペインGPの予選ではQ2止まりで、新人ランド・ノリスが11位(ダニエル・リカルドのペナルティーで10番グリッド)、唯一のスペイン人ドライバーとなったカルロス・サインツJr.(写真)は13位(同じく繰り上がって12番グリッド)と中団からスタートした。ノリスは早々にポイント圏外に落ち、レース終盤にはレーシングポイントのランス・ストロールと接触、リタイア。サインツJr.はルノーのリカルドやハースのグロジャンらと丁々発止とやり合いながら、母国の大観衆の前で8位入賞を果たした。(Photo=McLaren)
-
8/8トロロッソは、ダニール・クビアト(写真)が2戦連続で予選Q3に進出し9番グリッド、アレクサンダー・アルボンはミスが響き惜しくもQ2敗退で12位(リカルドのペナルティーで11番グリッドに繰り上がり)と、ミッドフィールダーの中でも健闘が光った。レースでも2台がポイント圏内に駒を進めていたが、終盤に出たセーフティーカー中のタイヤ交換で手間取ったことが痛手となった。クビアトは9位まで挽回し今季2度目の入賞。アルボンは最後までグロジャンを追い詰めたが抜けず11位で、ダブル入賞を逃した。(Photo=Toro Rosso)

bg
新着記事
-
NEW
TOM’SレクサスIS300(FR/8AT)【試乗記】
2023.6.10試乗記TOM’Sが手がけた「レクサスIS」をベースとするチューンドコンプリートカーに試乗。半世紀にわたりトヨタのセミワークスチームとしてレース活動を続けているTOM’Sは、いかなるレシピでラグジュアリースポーツセダンを調理したのか。 -
ポルシェ・ミッションX
2023.6.9画像・写真独ポルシェは2023年6月8日(現地時間)、ポルシェミュージアムにおいて電動ハイパーカーのコンセプトモデル「ミッションX」を発表した。ニュルブルクリンクのノルドシュライフェにおいて“公道走行車最速”の称号を狙うというミッションXの姿を写真で紹介する。 -
思考するドライバー 山野哲也の“目”――ホンダZR-V e:HEV Z編
2023.6.9webCG Movies全日本ジムカーナ選手権のレジェンドが、話題のクルマの長所と短所を明らかにする特集「思考するドライバー 山野哲也の“目”」。今回取りあげた「ホンダZR-V」について、プロが注目したポイントとは? 取材のワンシーンを紹介します。 -
カラーバリエーションは全7タイプ 「ジムニー5ドア」を写真で見る
2023.6.9画像・写真いよいよ発売された「ジムニー5ドア」。日本市場ではしばらくお預けのようだが、来る“その日”を前に予習をしておいても損はないはずだ。3ドアよりも全長が340mm伸びたボディーやあまり変わり映えのしない(?)インテリア、そしてカラーバリエーションなどを写真で詳しく紹介する。 -
「ゼータ」と「アルファ」の全2グレード展開 ついに発売された「ジムニー5ドア」を検証する
2023.6.9デイリーコラム2023年1月の世界初披露以来、ファンならずとも待ち望んでいた「ジムニー5ドア」がついに発売された。価格とともにグレードごとの装備内容などを細かく検証してみよう。 -
トヨタ・プリウスZプラグインハイブリッド(FF/CVT)【試乗記】
2023.6.9試乗記人気の新型「トヨタ・プリウス」にプラグインハイブリッドモデルの「PHEV」が追加設定された。システム出力223PSを誇るだけあって、これが速いのなんの。スタイリングのみならず、ダッシュ力もまたスーパーカー顔負けの鋭さだ。
注目のキーワード
注目の記事
-
ルノーは燃費だけのハイブリッドはつくらない。「アルカナ」の新グレードの魅力をリポート。 特集
-
クルマ好きなら試してみたい旬のタイヤとアクセサリー。webCGのイチオシはこれだ! 特集
-
試せば分かる“ワンランク上”の実力。クムホのスタンダードタイヤ「エコウィングES31」の魅力に迫る。 特集
-
話題の「BYD ATTO 3」もお得にカーシェア! エニカ(Anyca)で使える割引キャンペーンとは? 特集
webCG MoviesYouTube公式
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキング自動車ニュース