-
1/9F1第12戦ハンガリーGPのスタートシーン。レッドブルを駆るポールシッターのマックス・フェルスタッペン(写真手前左)がトップでターン1に進入。メルセデスの2台が続いた。(Photo=Red Bull Racing)
-
2/9土曜日の予選、フェルスタッペン(写真)が93戦目にして初めてのポールポジションを獲得。セバスチャン・ベッテルが持つ最年少ポール記録の更新はならなかったが、それでもシャルル・ルクレール、フェルナンド・アロンソに次ぐ4番目の若さで勝ち取った悲願の予選P1。これでF1史上100人目のポールシッターが誕生したことになる。ホンダとしては、2015年からの「第4期」F1活動では初、2000~2008年の「第3期」を含めると3度目のポールだった。(Photo=Red Bull Racing)
-
3/9フェルスタッペン(写真左)との激戦を制し、今季8勝目を飾ったハミルトン(同右)。予選3位からスタートで2位に上がるも、抜きにくいハンガロリンクで首位を走るフェルスタッペンの攻略に難儀。そこでメルセデスは急きょ2ストップ作戦に切り替える賭けに出た。20秒あったフェルスタッペンとのギャップを見る見る縮めたハミルトンは、残り4周で見事フェルスタッペンを仕留めることに成功。ハンガリーで最多7回目の優勝を記録した。(Photo=Red Bull Racing)
-
4/9過去3戦して2勝、そしてハンガリーでは初ポールと波に乗るフェルスタッペン(写真前)。今季優勝したオーストリア、ドイツとスタートで失敗して大きく順位を落としていたが、ハンガリーではトップをキープすることができた。しかしレースを通じてハミルトン(同後ろ)の猛追にあい、残り4周でメルセデスに抜かれ、2位でフィニッシュ。ポール・トゥ・ウィンはならなかった。なおフェルスタッペンは、ハンガリーを含めた過去4戦で誰よりも多い81点を獲得。ドライバーズランキング2位のバルテリ・ボッタスには7点差で迫っている。チームメイトのピエール・ガスリーは、予選順位と同じ6位でレースを終えた。(Photo=Red Bull Racing)
-
5/9前戦ドイツGPを20番手から2位で終えたフェラーリのベッテル(写真)。跳ね馬が得意とするストレートが短いハンガリーのコースでは、レッドブル、メルセデスに勝負を挑めず、予選では5位につけるのがやっと。レースでは最初のスティントをミディアムタイヤで長く走り、ソフトタイヤにつなぐ1ストップ作戦を敢行。終盤にチームメイトのルクレールを抜き3位に上がるも、トップのハミルトンとは最終的に61秒ものギャップができていた。ルクレールは4位だった。(Photo=Ferrari)
-
6/93強チーム以外の「ベスト・オブ・ザ・レスト」の地位を固めつつあるマクラーレンは、2台そろって予選Q3に進出、ランド・ノリスが7位で、カルロス・サインツJr.(写真)は8位。サインツJr.は1周目でノリスを抜き、またボッタス、ガスリーが遅れたことで5位に上がりチェッカードフラッグ。ノリスはピットストップで手間取って順位を落とすも9位に入り、チームはダブル入賞を果たした。これでランキング4位のマクラーレンはポイントを82とし、5位ルノーとの差は39点となった。(Photo=McLaren)
-
7/9来季もメルセデスに残留できるかの瀬戸際に立たされているボッタス(写真)。フリー走行1回目でパワーユニットにトラブルが起き貴重な走行時間を失ったものの、予選Q3でポールシッターのフェルスタッペンに0.018秒差と肉薄する2位、チームメイトのハミルトンを3位に従えてのフロントローを獲得。しかしレースでは、ハミルトン、ルクレールと接触したことでフロントウイングを壊し、早々にピットインを余儀なくされるという思わぬ展開となり、結果8位。ランキング首位ハミルトンとのポイント差は、41から一気に62へと広がってしまった。(Photo=Mercedes)
-
8/91週間前のドイツGPでチーム史上2度目の表彰台にのぼり、3-6フィニッシュを飾ったトロロッソ勢は、チャンピオンシップでも8位から一気に5位までジャンプアップ。続くハンガリーGPでは2台とも予選Q2どまりで、フリー走行中にクラッシュ、マシンを壊してしまったアレクサンダー・アルボン(写真)が12位、ダニール・クビアトは13位だった。レースではスタートで双方ともポジションをキープ、その後は2台横並びになりながら、接触なしのクリーンな戦いを繰り広げるなど見せ場をつくった。アルボンは10位完走で1点を獲得。クビアトは入賞ならず15位完走。(Photo=Toro Rosso)
-
9/9すっかり最後尾周辺がおなじみの順位となってしまったウィリアムズだが、マシンアップデートの効果がどうやら効き始めてきた様子。前戦ドイツGPでは、ロバート・クビサが10位に入りチームに初得点を献上。続くハンガリーGPでは、新人ジョージ・ラッセル(写真前)が予選で大健闘、あと0.053秒でQ2進出というところまで迫ることができ、レースでもその順位のままゴールした。2006年のハンガリーGPでデビューしたチームメイトのクビサは、20番グリッドから19位完走。(Photo=Williams)

bg
自動車ニュースの新着記事
-
「レクサスLFA」がBEVで復活 トヨタが新たなコンセプトモデルを発表NEW 2025.12.5 トヨタ自動車は2025年12月5日、レクサスの新たな電気自動車(BEV)のコンセプトモデル「レクサスLFAコンセプト」を世界初公開した。同日に発表された「GR GT」と骨格を共有し、そのうえでBEVならではの可能性を追求したとされている。
-
トヨタが新型車「GR GT」「GR GT3」を発表 「トヨタ2000GT」などの流れをくむ新たな旗艦モデルNEW 2025.12.5 TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は2025年12月5日、新型車「GR GT」「GR GT3」を発表し、現在開発中のプロトタイプ車両を初公開した。いずれもかつての「トヨタ2000GT」「レクサスLFA」の流れに連なるフラッグシップに位置づけられている。
-
6代目「スバル・フォレスター」が2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞 2025.12.4 2025年12月4日、2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤーの最終選考会が開催され、「スバル・フォレスター」が同年のイヤーカーに選出された。インポート・カー・オブ・ザ・イヤーには「フォルクスワーゲンID. Buzz」が選ばれている。
-
ホンダが東京・渋谷にカレー専門店「プレリュー堂」を期間限定でオープン 2025.12.4 ホンダが東京・渋谷にカレー専門店「プレリュー堂」をオープン。2025年12月7日までの期間限定で「プレリュード」をイメージしたカレーを提供する。メニューを手がけたのはスパイス料理研究家の一条もんこ氏で、付属のスパイスとの組み合わせで、6種類の味を楽しめるという。
-
“究極のオフローダー”感を強めた「メルセデスAMG G63」の限定車が登場 2025.12.4 メルセデス・ベンツ日本は2025年12月4日、高性能SUV「メルセデスAMG G63(ISG)」に台数150台の限定車「メルセデスAMG G63 Offroad Pro Edition(オフロードプロエディション)(ISG)」を設定し、販売を開始した。
新着記事
-
NEW
レクサスLFAコンセプト
2025.12.5画像・写真トヨタ自動車が、BEVスポーツカーの新たなコンセプトモデル「レクサスLFAコンセプト」を世界初公開。2025年12月5日に開催された発表会での、展示車両の姿を写真で紹介する。 -
NEW
トヨタGR GT/GR GT3
2025.12.5画像・写真2025年12月5日、TOYOTA GAZOO Racingが開発を進める新型スーパースポーツモデル「GR GT」と、同モデルをベースとする競技用マシン「GR GT3」が世界初公開された。発表会場における展示車両の外装・内装を写真で紹介する。 -
NEW
バランスドエンジンってなにがスゴいの? ―誤解されがちな手組み&バランスどりの本当のメリット―
2025.12.5デイリーコラムハイパフォーマンスカーやスポーティーな限定車などの資料で時折目にする、「バランスどりされたエンジン」「手組みのエンジン」という文句。しかしアナタは、その利点を理解していますか? 誤解されがちなバランスドエンジンの、本当のメリットを解説する。 -
「Modulo 無限 THANKS DAY 2025」の会場から
2025.12.4画像・写真ホンダ車用のカスタムパーツ「Modulo(モデューロ)」を手がけるホンダアクセスと、「無限」を展開するM-TECが、ホンダファン向けのイベント「Modulo 無限 THANKS DAY 2025」を開催。熱気に包まれた会場の様子を写真で紹介する。 -
「くるままていらいふ カーオーナーミーティングin芝公園」の会場より
2025.12.4画像・写真ソフト99コーポレーションが、完全招待制のオーナーミーティング「くるままていらいふ カーオーナーミーティングin芝公園」を初開催。会場には新旧50台の名車とクルマ愛にあふれたオーナーが集った。イベントの様子を写真で紹介する。 -
ホンダCR-V e:HEV RSブラックエディション/CR-V e:HEV RSブラックエディション ホンダアクセス用品装着車
2025.12.4画像・写真まもなく日本でも発売される新型「ホンダCR-V」を、早くもホンダアクセスがコーディネート。彼らの手になる「Tough Premium(タフプレミアム)」のアクセサリー装着車を、ベースとなった上級グレード「RSブラックエディション」とともに写真で紹介する。
