
マクラーレンのルイス・ハミルトンが今季初優勝。昨年8月末のベルギーGP以来となる勝利は、これまで2連勝していたレッドブルのセバスチャン・ベッテルをコース上でオーバーテイクして手に入れた格別なものだった。(Photo=McLaren)
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マクラーレンのルイス・ハミルトンが今季初優勝。昨年8月末のベルギーGP以来となる勝利は、これまで2連勝していたレッドブルのセバスチャン・ベッテルをコース上でオーバーテイクして手に入れた格別なものだった。(Photo=McLaren)
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3戦連続ポールポジションからスタートしたベッテル(手前右)は、マクラーレンの2台に先行を許し、さらには予選4位のニコ・ロズベルグ(同左)にも一瞬並ばれた。(Photo=Red Bull Racing)
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3ストップという戦術をとったマクラーレンの2台。序盤はジェンソン・バトン(左)がレースをリードしたが、ピットストップで止まる場所を間違え、さらに中盤からはチームメイトのハミルトン(右)の突き上げに屈し、結果4位でフィニッシュ。ハミルトンは、予選でタイヤを温存したことが奏功し、レース残り5周の時点で2ストッパーのベッテルを抜くことに成功した。(Photo=McLaren)
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チャンピオンに死角あり。ベッテルはスタートでつまずき、ポールポジションから3位に脱落。これにより3ストップから2ストップに作戦を変え、タイヤをセーブする走行に切り替えたが、終盤ハミルトンの猛追に抵抗するも抑えきれず、連勝は2(昨年からは4)で止まった。無線のトラブルに加え、またもレース中にKERSが不調となったのも足かせとなった。(Photo=Red Bull Racing)
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まさかの予選18位。マーク・ウェバーは最悪の状況から、3ストップで上位を目指した。序盤は大きな動きこそなかったが、タイヤを換えるたびにファステストラップを出すなどし、レース終盤にはソフトタイヤでライバルより2秒速いタイムを刻み、奇跡の3位フィニッシュに成功した。(Photo=Red Bull Racing)
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「2ストップだろうが3ストップだろうが関係なかっただろう」とはレース後のフェルナンド・アロンソ(手前から2番目)の言葉。それほどフェラーリのポテンシャルはライバルより劣っていた、ということを意味している。アロンソは3戦連続の予選5位からスタート、ひとつ後ろのチームメイト、フェリッペ・マッサ(同1番目)に抜かれ、2ストップで挽回を図ったが結局7位でゴール。マッサは6位だった。マシンの改善が急がれているスクーデリアである。(Photo=Ferrari)
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ザウバーの小林可夢偉(手前)は、3戦連続の予選Q3進出ならず13番グリッドからスタートし、ポイント圏の10位でフィニッシュ。これで2戦連続の得点となり、7点でドライバーズランキングでは10位につけている。(Photo=Sauber)
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