
会心の勝利に喜ぶフェルナンド・アロンソ。今季5回目の優勝で、ポイントリーダーの座にのぼりつめた。残る2戦で、2位に落ちたマーク・ウェバーとのポイント差は11点。3度目のタイトル獲得に大きく近づく1勝となった。(写真=Ferrari)
-
会心の勝利に喜ぶフェルナンド・アロンソ。今季5回目の優勝で、ポイントリーダーの座にのぼりつめた。残る2戦で、2位に落ちたマーク・ウェバーとのポイント差は11点。3度目のタイトル獲得に大きく近づく1勝となった。(写真=Ferrari)
-
レッドブル1-2ではじまったレースだったが、ウェバーは自滅、セバスチャン・ベッテルはエンジントラブルで戦列を去った。雨で難しくなった状況の下、予選3位のアロンソ(写真先頭)が、ルイス・ハミルトン(その後ろ)、フェリッペ・マッサ(同)を従えて見事勝利した。(写真=Ferrari)
-
4番グリッドからスタートしたハミルトンは、早々にニコ・ロズベルグにかわされたもののロズベルグのリタイアで再び4位に。セーフティカーラン中のピットストップで一度は前方のアロンソを抜いたが、再スタート後にコースをはみ出し、フェラーリに先を越された。レッドブルのリタイアに助けられ2位フィニッシュ、18点を加算したが、もしアロンソに抜かれず優勝していたら、アロンソとのポイント差は現状の21点から7点に縮まっていたことになる。(写真=McLaren)
-
オーストラリア、中国と雨で荒れたレースを制してきたジェンソン・バトンだったが、雨の韓国では苦戦した。ブレーキロックと格闘しペースはあがらず、コース状況が良くなると見込み、早めにインターミディエイトタイヤに交換したがタイミングがあわず。スピンもしながらポイント圏外の12位完走。ポイントリーダーのアロンソに42点の差をつけられ、事実上タイトル争いから脱落した。(写真=McLaren)
-
前戦日本GPで圧勝したセバスチャン・ベッテルは、韓国でも好調。ポールポジションからトップを守り続けていたが、勝利目前でレッドブルに搭載されるルノーエンジンが火と煙をあげ痛恨のリタイア。優勝していれば、ポイントリーダーの座を射止めることができたレースだった。残り2戦、レース前まで同点で並んでいた首位アロンソとのポイント差は1勝分の25点もひらいたが、自身は「タイトルはまだあきらめていない」。(写真=Red Bull Racing)
-
レース前、14点のリードでチャンピオンシップのトップを守っていたウェバー。たとえチームメイトのベッテルが速さで勝っていても、2位をキープすれば残り2戦に希望をつなげられるはずだったが、自らのミスで縁石に乗りスピン、クラッシュ。痛過ぎる無得点に終わった。(写真=Red Bull Racing)
-
日本GPではスリリングなごぼう抜きを披露した小林可夢偉。韓国では難しいコンディションのなか、12番グリッドからポイント圏内を目指し、途中、ライバルとの接触もありながら8位でゴールした。(写真=Sauber)
『第17戦韓国GP「アロンソ、ポイントリーダーの理由」【F1 2010 続報】』の記事ページへ戻る