
前戦トルコGPに次ぐマクラーレン1-2フィニッシュ。ルイス・ハミルトン(右から2番目)は、ジェンソン・バトン(同3番目)を従えて今年初のポール・トゥ・ウィンを達成した。3位にはフェルナンド・アロンソ(一番右)。実は登壇者3人ともワールドチャンピオン経験者というのは珍しいことで、1991年アメリカGP以来の出来事とか(ちなみにこの時は1位アイルトン・セナ、2位アラン・プロスト、3位ネルソン・ピケだった)。(写真=Ferrari)
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前戦トルコGPに次ぐマクラーレン1-2フィニッシュ。ルイス・ハミルトン(右から2番目)は、ジェンソン・バトン(同3番目)を従えて今年初のポール・トゥ・ウィンを達成した。3位にはフェルナンド・アロンソ(一番右)。実は登壇者3人ともワールドチャンピオン経験者というのは珍しいことで、1991年アメリカGP以来の出来事とか(ちなみにこの時は1位アイルトン・セナ、2位アラン・プロスト、3位ネルソン・ピケだった)。(写真=Ferrari)
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厄介者のソフトタイヤを真っ先に片付けるというマクラーレンの作戦が奏功した。ハミルトン(写真)はポールポジションから早々にタイヤをソフトからハードにスイッチ。その後コース上でアロンソを抜くなどアグレッシブな走りで2連勝し、チャンピオンシップでもトップに躍り出た。(写真=McLaren)
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トルコで8位と精彩を欠いたフェラーリとアロンソ(写真)。予選で4位、決勝でもトップを争うほど復活してきたが、2回も前車を抜くタイミングを誤りハミルトンとバトンにかわされてしまった。チャンピオンシップではハミルトン、バトン、ウェバーに次ぐ4位。いっぽうこの週末前にフェラーリとの契約を延長した僚友フェリッペ・マッサは予選7位からスタートで他車と接触し、最後はミハエル・シューマッハーと当たりピットに駆け込んで15位完走。この際ピットレーンスピード違反で20秒加算されているが順位変動はなし。(写真=Ferrari)
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レッドブルには不向きとの下馬評が当たったか、モントリオールではマーク・ウェバー(写真)、セバスチャン・ベッテルとも苦戦。序盤をハードタイヤで戦った2台だったが、ウェバーは2連続ハードでトップを守り切れず5位、ベッテルはマシントラブルと格闘し4位でゴールした。(写真=Red Bull Racing)
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カナダで7勝、6回のポールポジションという記録を持つミハエル・シューマッハー(写真)は、予選13位からスタート。ルノーのロバート・クビサとコースをはみ出るくらいの丁々発止を繰り広げたが、タイヤの状況がどのマシンよりも悪かった。3回もピットに駆け込んだがペースは低調、最後はかつての子弟マッサのフェラーリと接触する場面もみられた。ラップダウンの11位完走に往年の記録もかすむ。(写真=Mercedes Benz)
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ザウバーの小林可夢偉は、予選Q1どまりの18位と出だしでつまずいたものの、決勝スタートで一気に10位までジャンプアップ。期待を抱かせたが、オープニングラップの最終コーナーの“魔の壁”にヒットしリタイア。チームボスのペーター・ザウバーには「楽観的すぎた」とダメ出しされてしまった。(写真=Sauber)
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2009年はカレンダーから外れていたカナダGPが復活。モントリオールという大都市にあるジル・ビルヌーブは人気GPとして名高く、今年のチケットはソールドアウトだったという。(写真=Ferrari)
『第8戦カナダGP「厄介者を味方につけたマクラーレン」【F1 2010 続報】』の記事ページへ戻る