
セバスチャン・ベッテル(中央)がポール・トゥ・ウィンで今季3勝目。2位にヤルノ・トゥルーリ(左)、3位にはルイス・ハミルトン(右)が入り表彰台に並んだ。(写真=Red Bull Racing)
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セバスチャン・ベッテル(中央)がポール・トゥ・ウィンで今季3勝目。2位にヤルノ・トゥルーリ(左)、3位にはルイス・ハミルトン(右)が入り表彰台に並んだ。(写真=Red Bull Racing)
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スタートでトップを守ったベッテル(先頭)。予選3位のハミルトン(その右)は、KERSで勢いをつけトゥルーリを抜き2位に躍進。(写真=Toyota)
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他を圧倒する強さで真っ先にチェッカードフラッグをくぐり抜けたベッテル(写真)。チャンピオンシップでは首位ジェンソン・バトンの16点差まで詰め寄り、残り2戦に望みをつなげた。なおチームメイトのマーク・ウェバーは、フリー走行でマシンを壊し予選不参加。レースではピットレーンからスタートするも、ヘッドレストが緩くなり最初の2周で2回ピットイン、テストをかねた周回を続け17位完走。(写真=Red Bull Racing)
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予選でティモ・グロックがウォールに突っ込み、負傷するアクシデントに見舞われたトヨタは、ヤルノ・トゥルーリの1台だけで母国GPを戦った。予選2位という好位置だったが、スタートでハミルトンに先行を許してしまう。しかしマクラーレンのテールを視野に捉え続け、2度目のピットストップ後に逆転に成功。トヨタは日本GP初の表彰台にのぼり、トヨタ自動車の豊田章男社長をまじえて2戦連続の2位に喜び沸いた。(写真=Toyota)
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スタートで2位に躍り出たまではよかったが、鈴鹿でマクラーレンはレッドブルに対抗できず。ルイス・ハミルトン(写真)は、2位の座をトゥルーリに奪われ、セーフティカー後の再スタートでは後方のキミ・ライコネンにその順位を脅かされたが、何とか表彰台の一角は守り切った。終盤KERSに不具合が発生しなければ、2位奪取も夢ではなかったかもしれない。マクラーレンのもう1台、ヘイキ・コバライネンは、中位をさまよい11位完走。来期のシートは危うい状況だ。(写真=Mercedes Benz)
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2010年にルノーからフェルナンド・アロンソを迎え入れることがようやく発表されたフェラーリ。追い出されるかたちのキミ・ライコネンだが、しかし腐ることなく、既に開発が止まっている「F60」で文字通りの孤軍奮闘、5番グリッドから4位入賞を果たした。ジャンカルロ・フィジケラは12位完走無得点。コンストラクターズランキング3位の座は、2点後方に迫るマクラーレンに脅かされている。(写真=Ferrari)
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ブラウンの2台はグリッド降格のペナルティを受け、ルーベンス・バリケロ(先頭)6番グリッド、バトンは10番グリッドと中段からスタート。ダメージを最小限に抑えるレース運びで、バリケロ7位、バトン8位とポイント圏内ギリギリでゴールした。ポイントではリーダーのバトンに対し、バリケロが1点詰めただけの85対71。次のブラジルはブラウン向きのコースと言われているが、タイトル奪取への勢いはベッテル/レッドブルにあるか? それとも母国でバリケロが奮起するか?(写真=Brawn GP)
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予選では3回の赤旗中断、そして決勝レース終盤にはセーフティカー。久々の鈴鹿は大荒れの様相を呈した。写真は、セーフティカーを呼び込んだトロロッソ・フェラーリのハイメ・アルグエルスアリ。ピットストップ直後、130Rで大クラッシュを演じたが、怪我なくマシンを降りられたのは不幸中の幸い。(写真=Scuderia Toro Rosso)
『第15戦日本GP「挑戦者は諦めないということ」【F1 09 続報】』の記事ページへ戻る