
ライバル、レッドブルの追い上げで開幕2戦ほどの優位性は持ち合わせていないブラウンGP。だが作戦の妙とレッドブルの不運により、2度目の1-2を達成することができた。チャンピオンシップでも、1位ジェンソン・バトン(41点/写真)、2位ルーベンス・バリケロ(27点)と上位独占。コンストラクターズランキングではレッドブルにおよそ30点の差をつけている。(写真=Brawn GP)
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ライバル、レッドブルの追い上げで開幕2戦ほどの優位性は持ち合わせていないブラウンGP。だが作戦の妙とレッドブルの不運により、2度目の1-2を達成することができた。チャンピオンシップでも、1位ジェンソン・バトン(41点/写真)、2位ルーベンス・バリケロ(27点)と上位独占。コンストラクターズランキングではレッドブルにおよそ30点の差をつけている。(写真=Brawn GP)
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ブラウンの対抗馬、レッドブルは、マーク・ウェバー(写真)が3位表彰台を獲得。長い第2スティントを活用し、フェリッペ・マッサ、セバスチャン・ベッテルを出し抜くことに成功した。一方、予選のアタックをまたも決め2位からスタートしたセバスチャン・ベッテルは、終始マッサにアタマをおさえられ、結局4位でレースを終えた。(写真=Red Bull Racing)
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母国GPを5位で終えたルノーのフェルナンド・アロンソ(写真)。8番グリッドからアグレッシブなスタートで6位にジャンプアップ。前のグループには手が届かず、しかし背後からの脅威もなく、終盤のマッサのスローダウンで4点を手に入れた。チームメイトのネルソン・ピケJr.は12位完走。ルノーのポジションはまさにミドフィールドにある。(写真=Renault)
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フェリッペ・マッサ(写真)は予選で4位につけ、フェラーリ「F60」に復調の兆しがみられた。レースではKERSのお陰もあり、マッサがベッテルを抑えポディウムを狙ったものの、給油装置の不具合でゴールまでの燃料が足らないことが発覚。ペースを落として6位でフィニッシュした。キミ・ライコネンは予選Q1で敗退、決勝ではハイドロリックトラブルでリタイア。今年のフェラーリの問題は、マシン、チームオペレーション双方にある。レース後、マッサは今シーズンの敗北を認める発言をした。(写真=Ferrari)
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トヨタにとっては不運な週末だった。ヤルノ・トゥルーリは、スタート直後、コースオフしたニコ・ロズベルグを避けようとしスピンしクラッシュ、0周リタイア。ティモ・グロック(写真)もペースが振るわず10位完走。チームは今シーズン初のノーポイントに終わった。コンストラクターズランキングでは2位レッドブルの12点後方、3位。(写真=Toyota)
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マクラーレンにとっても散々な1戦。ルイス・ハミルトン(写真)は予選14位からスタート後の混乱でさらに後方に下がり、9位まで挽回したがそこまで。ディフェンディングチャンピオンは、「(マシンが)いまのままでは希望はない」とこぼした。ヘイキ・コバライネンは予選18位からギアボックストラブルで早々にリタイアした。(写真=Mercedes Benz)
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ウィリアムズは、いつものとおり金曜日のセッションで1-2をとるものの、予選、決勝では上位に食い込めず。ニコ・ロズベルグは9番グリッドから8位で完走し1点を取得。中嶋一貴(写真)は、予選で11位とQ3目前まで迫ったが、レースではスタート後の混乱に巻き込まれ、結局13位でフィニッシュした。(写真=Williams)
『第5戦スペインGP「新2強対決の構図」【F1 09 続報】』の記事ページへ戻る