ニューヨークショー2009の会場から(その1)
2009.04.17 画像・写真2009年4月8日に開幕したニューヨークオートショー。会場に駆けつけたジャーナリストの桃田健司が、会場の様子や気になるクルマを写真で紹介する。(文と写真=桃田健史(IPN))
ニューヨークショーの会場はこちら。マンハッタンにある、ジェイコブ・ジャビッツ・コンベンションセンター。
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ニューヨークショーの会場はこちら。マンハッタンにある、ジェイコブ・ジャビッツ・コンベンションセンター。
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開催会場の正面玄関入り口。ランボルギーニやアストン・マーティンなど、数々のスーパーカーが来場者を出迎える。
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カバーの下で出番を待つ「アストン・マーティンDB9」。アメリカでのアストン人気を決定付けた立役者だ。
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スーパーカー専業メーカーの「スパイカー」も出展。F1撤退後は、量産車ビジネスに注力している。
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GMCのコンパクトSUV「テレイン」が登場。「シボレー・エキノックス」の兄弟車だ。カナダにあるGMとスズキの合弁企業「CAMI」で生産される。
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「フォード・トランジット・コネクト」。小型商用車市場の開拓を目指す意欲作といえる。日産の「NV200(日本名:バネット)」が有力なライバルとなりそうだ。
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マツダのSUV「CX9」。「CX7」の兄貴分で、「フォード・エッジ」とも同じ血筋。2010年モデルは、フロントマスクが“スッキリ系”になった。いまのところ、日本導入の予定はなし。
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2009年春となる、「キャデラックCTSワゴン」。今年中には、「CTSクーペ」も登場予定。
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2010年モデルの「キャデラックSRX」。高級クロスオーバーSUVの草分け的存在だ。新型は、キャデラックらしいゴツくて重厚なデザインに一新された。
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米国におけるトヨタの若者向けブランド「SCION(サイオン)」からリリースされる「iQ」。今回はコンセプトモデルということで、演出は派手目。北米への正式上陸は近い。
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ニューMINIベースの電気自動車、「MINI E」も実証テストの段階に。基本的なシステムは、米テスラ社と同じで、「ACプロバルジョン」社が提供する。
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GMとセグウェイが共同開発した新型コミューター、「PUMAプロジェクト」。ショーの会場内で試乗会を開催した。
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PUMAプロジェクトは、2つのホイールそれぞれにモーターを備える。その前後には補助輪があり、転倒を防止する。
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PUMAプロジェクトの運転席。前後移動は中央のバーを押したり(前進)、引いたり(後退)で。左右への転回は普通のクルマと同様、ステアリングホイールを左右に切ればオーケー。
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PUMAプロジェクトの、モーターのアップ。電池はリチウムイオンバッテリーを採用した。
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5月後半発売予定の、新型「トヨタ・プリウス」。ニューヨークショーの会場では、一般の人が車内に乗り込むこともできた。
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新型「トヨタ・プリウス」の天井に備わる新兵器、ソーラーパネル。製造メーカーは、太陽光発電システムの大手、京セラだ。
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クライスラーの社長ジム・プレス氏(写真右)にメディアが群がる。フィアットとの早期合併を米政府から迫られている件について厳しい質問が飛ぶ。プレス氏は、かつては米国トヨタの社長。ユーモアのある発言で有名だが、いまはその余裕もなく少々お疲れ気味の様子。
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会場の外で一休み。ニューヨーク市は、2012年までに市内全てのタクシーをハイブリッド車にすると宣言した。現在は、「フォード・エスケープHV」に代表されるように、全体の20%ほどがハイブリッド車に買い替えられている。
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ニューヨークのタクシー、「トヨタ・ハイランダーHV」の後部座席に設置された「Taxi.TV」を紹介しよう。自車位置の確認はもちろん、ニュース、天気予報、エンタメ情報検索が使える。ハイブリッドタクシー以外のタクシーも全車が装備している。