
科学技術振興機構や社会技術開発研究センターなどとの協同により、「シンクトゥゲザー」が開発した電気コミュニティーバス「エミュー」。13インチタイヤによる低床フロア、前6輪が操舵(そうだ)するインホイールモーターによる8輪駆動などが特徴。乗車定員は10名、時速19kmで1充電当たりの走行距離は約40kmという。後端に引き出されているのがカセット式のバッテリーで、ルーフにはソーラーパネルを備える。
-
科学技術振興機構や社会技術開発研究センターなどとの協同により、「シンクトゥゲザー」が開発した電気コミュニティーバス「エミュー」。13インチタイヤによる低床フロア、前6輪が操舵(そうだ)するインホイールモーターによる8輪駆動などが特徴。乗車定員は10名、時速19kmで1充電当たりの走行距離は約40kmという。後端に引き出されているのがカセット式のバッテリーで、ルーフにはソーラーパネルを備える。
-
注目を集めていた「日本電産」の、レアアース不要の「SRモーター」。軽自動車クラス用で、性能は定格出力19kW(25.5ps)、最大出力44kW(59ps)、最大トルク86Nm(8.8kgm)。大きさは直径177mm、長さ234mm、重量26.5kgとコンパクト。
-
「東京R&D」によるコンバート電気小型トラック。クルマ好きにはスポーツカー「VEMAC(ヴィーマック)」で知られる同社は、1984年からEVの開発も手がけている。2トン積みで目標性能は最高速度120km/h、JCO8モードでの航続距離100kmで、今春から茨城県つくば市で実証実験に入る。EV化のコストは100万円台を想定しているという。
-
「東レ」は元ブラバム、マクラーレンのデザイナーであるゴードン・マレーがデザインした超軽量コンセプトEV「TEEWAVE」と並んで、そのCFRPモノコックを展示していた。重量は45kgでスチール製の半分以下、部品点数は3点でスチール製の1/20という。
-
「日伸精工」のプレス製部品。写真上段の右端が90%のコストダウンを実現したというカーオーディオのスピーカー用ヒートシンク(放熱板)。従来はダイキャスト成型品と切削部品の2点で構成していたものが、一枚板からのプレス成形で可能になった。同社製の部品は、「プリウス」にも使われているという。
-
前回、2代目「プリウス」専用のプラグインハイブリッド(PHV)改造キット「プラグス40+」を出展していた「ビートソニック」。今回はEVモードで最大100kmの走行が可能という3代目プリウス専用の「プラグス100+」を発表。本家からもPHVが発売されるが、こちらは本来のバッテリーが劣化してしまった車両や中古車へのコンバートを想定しているという。キット価格は未定だが、「プラグス40+」の145万円より高くなる見込みとのこと。
-
「テスラ・ロードスター」などが並んだEV特別展示コーナー。EVといえども、さすがに目新しさはなくなったと見え、以前のような人だかりはなかった。
『技術展「オートモーティブ ワールド2012」開催』の記事ページへ戻る