三菱、第28回ダカールラリーに「パジェロ・エボ」で参戦、記録更新を狙う
2005.11.22 自動車ニュース三菱、第28回ダカールラリーに「パジェロ・エボ」で参戦、記録更新を狙う
三菱自動車と同社のモータースポーツ統括会社MMSPは、今回で28回目を迎える“パリダカ”ことダカールラリーへの参戦体制を、2005年11月21日に発表した。
第28回ダカールラリーは、2005年12月31日に、同ラリー初となるポルトガルの首都リスボンからスタート、2006年1月15日にセネガルの首都ダカールにゴールする。
24回目のチャレンジに、同一チームによる史上初の6連覇と通算11勝を狙う三菱は、ワークスマシン「パジェロ・エボリューション」4台を投入。ドライバーは、3度目の総合優勝を目指す増岡浩と、3連勝を目論むステファン・ペテランセルをエースに、リュック・アルファンとホアン・ナニ・ロマがサポートする。
現在無敵を誇るパジェロ・エボリューションは、最新「MPR12型」に進化。エンジンの低中回転域でのトルク特性改善や耐久性アップ、駆動系の耐久性向上、トランスミッションとフロントデフのオイルクーラーを水冷化したことによる冷却性能向上、サスペンションアームの見直しによる走破性の向上、など各所に改良が施されているという。
チームは8月末から約2週間、モロッコでテストを行い6000km以上を走破。各ラリーレイドに実戦投入するなどし、三菱モータースポーツの要たるパリダカに備えているという。
（文＝webCG 有吉／写真＝三菱自動車）
三菱自動車「モータースポーツ」：
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