真面目なドイツ勢もバタバタ〜初日の雑感【フランクフルトショー05】
2005.09.14 自動車ニュース【フランクフルトショー05】真面目なドイツ勢もバタバタ〜初日の雑感
1日前倒しされ、2005年9月12日のプレスデイから開幕した「第61回フランクフルトモーターショー」(一般開催日9月15〜25日)。初日のポルシェ、メルセデス・ベンツブースの雑感を、木村好宏がリポート。
■ケイマン登場!?
ドイツ首相ゲルハルト・シュレーダーのために、急遽一日前倒しして開催されたIAA(フランクフルトモーターショー)。だが、これは各メーカーにとって運営上の大きな負担で、なかにはニュー・モデルの展示が間に合わないところもあった。その結果、12日のプレスデイは「限定展示の場合があります!」という主催者側の異例のただし書きがちらほら。モチロン我々にとってもケッコウ人騒がせで、行ってみるまで何が展示されているかが判らないといった状況である。
そんななかでポルシェ・ケイマンを一目でもと思ってきたジャーナリストのためにポルシェは粋な計らいをしていた。間に合わなかったケイマンのために「ホンモノのケイマン(ワニ)」を展示し、上に「ニュー・ケイマンSは明日登場します!」というカンバンを掲げたのである……。
■さすが優等生
バタバタした状況のなか、優等生はやはりメルセデス・ベンツ(ダイムラー・クライスラー)であった。ニューモデル(特にSクラス)の発表はそつなく行われた。Sクラスを運び込んだのはミカ・ハッキネンの奥さん、ミカは助手席でその乗り心地で寝こけていたという設定である。ちなみにバックグラウンド・ミュージックは天上から吊り下げられたミュージシャンによる太鼓の演奏であった!
(文と写真=木村好宏)
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