ドコモ主催「ルノーF1チーム応援パーティー」にアロンソらあらわる
2004.10.06 自動車ニュースドコモ主催「ルノーF1チーム応援パーティー」にアロンソらあらわる
F1第17戦日本GP目前の2004年10月5日、マイルドセブン・ルノーF1チームのスポンサーを務めるNTTドコモは、ルノーチームの応援パーティーを都内ホテルで開いた。ゲストとして、フェルナンド・アロンソ、テストドライバーのフランク・モンタニーらが招かれ、トークショーなどに参加した。
■プレッシャーは彼らにある
ルノーのGPマシン「R24」の鼻先などに貼られる「i」のマークをご存知だろうか。
NTTドコモがルノーF1チームをスポンサーするようになったのは2004年から。その目的は、国内ではなく、ドイツ、フランス、スペインなど国外8カ国で展開される「iモード」サービスの認知度を上げるためという。
そのルノーF1チームの今年の戦績だが、序盤こそ、第6戦モナコGPでヤルノ・トゥルーリが優勝を飾るなど、フェラーリ独走のシーズンに跳ね馬を追いかける“第2勢力”の先頭をひた走っていたのだが、終盤にきて雲行きが怪しくなりつつある。
チームとトゥルーリの間に軋轢が生じ、トゥルーリがノーポイントのレースを続けた結果、第15戦イタリアGPで、コンストラクターズランキング2位のポジションをBARホンダに奪われてしまった。
トゥルーリはチームを離脱し、その代役として第16戦中国GPから元チャンピオン、ジャック・ヴィルヌーヴがチームに加わった。
中国までの時点で、BARホンダの9点ビハインド、3位につけるルノー。鈴鹿を含めた残り2戦で、何とか2位の座を奪回したい。
「BARホンダを負かすことは簡単じゃないだろうけど、不可能でもないと思うよ。われわれは失うものは何もないから攻めるだけ。プレッシャーは彼らの方にある」と強気のコメントを残したのは、現在ドライバーズランキング4位のフェルナンド・アロンソ。
鈴鹿については、「最初のS字セクションが気が抜けなくて、でも好きだ。130Rは昨年改修されていまはフラットでいけるから、そんなに難しくもなくなった」という。
2005年からいよいよタイトル奪取に照準を合わせるルノー。今シーズンはトップ3への仲間入りが目標だったが、目の前にぶら下がったランキング2位という“ニンジン”は、何としても手に入れておきたい。ヴィルヌーヴの加入でBARホンダを倒せるか?
(webCG 有吉)
![]() |
![]() |
![]() |