日産、「セドリック」「グロリア」をモデルチェンジ
1999.06.29 自動車ニュース日産、「セドリック」「グロリア」をモデルチェンジ(6/29)
日産自動車は「セドリック」および「グロリア」をフルモデルチェンジし、6月28日より発売した。
新型「日産セドリック」および「グロリア」は「新世代高級パーソナルサルーン」を商品コンセプトにすえて開発されたモデルだ。新しい「LLクラスプラットフォーム」をベースに、2.5リッターおよび3リッターの6気筒エンジンを搭載している。駆動方式は後輪駆動と4輪駆動の2本立てである。
新型「日産セドリック/グロリア」は、2800ミリのホイールベースをもち、そこに全長x全幅x全高=4865x1770x1440ミリの4ドアボディを載せている。スタイリングは「デザインの革新」と謳われているように、新型「セドリック/グロリア」の大きな特徴のひとつに数えられている。
エンジンは4種類、用意されている。3リッターV型6気筒DOHCターボ「VQ30DET」(280馬力)を筆頭に、3リッターV6DOHC直噴ガソリン「VQ30DD」(240馬力)、2.5リッターV6DOHC直噴ガソリン「VQ25DD」(210馬力)、そして2.5リッター直列6気筒DOHCターボ「RB25DET」(260馬力)となる。V6はすべてLEV(低公害エンジン)である。駆動方式は後輪駆動で、直6エンジンは4輪駆動システムとのみ組み合わせられる。
新型「セドリック」のラインナップは「300VIP」(494.0万円/東京・大阪・名古屋以下同)をはじめ、「300LX」(421.0万円〜)、「300LV」(378.0万円〜)、「250LV」(343.0万円)、「250L」(311.0万円)、そして「250LV FOUR」(399.0万円)と「250L FOUR」(364.0万円)となる。
グロリアは「300ULTIMA Vパッケージ」をはじめ、「300TX」「250TX」「250T」、そして4WDの「250TX FOUR」と「250T FOUR」で構成されている。ちなみに今回、グランツーリスモの設定はない。
「グロリア」のTVコマーシャルのキャラクターはバージングループ会長のリチャード・ブランスンだ。なぜだ? けっこう考えさせられる起用である。(Web CG オガワ)
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