日産、「セドリックセダン」を一部改良

2010.09.14 自動車ニュース webCG 編集部
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日産、「セドリックセダン」を一部改良

日産自動車は2010年9月13日、「セドリックセダン」を一部改良し、販売を開始した。

現行「セドリックセダン」の型式は「Y31」。登場したのは1987年6月だ。個人向けがY32、Y33、Y34型へとフルモデルチェンジしていっても、基本的なカタチを変えずにマイナーチェンジを繰り返し、今に至る。現在は営業専用車として、タクシー会社を中心とする法人需要に支えられている。

搭載エンジンは、2リッター直4 LPG仕様の「NA20PE」型。燃料供給方式は、これまでキャブレター式が採用されていた。

今回の一部改良では、燃料供給方式が液噴式に改められ、エンジン制御がすべて電子制御化された。トランスミッションも電子制御化され、ロックアップ機能が追加された。また、低燃費タイヤ(サイズは195/65R15)の採用のほか、アイドリングストップ時間を表示する積算計や瞬間燃費計が全車に標準装備されるなど、燃費向上策がとられた。

このほか前後サイドガラスとバックガラスにUVカット断熱ガラスが標準装備されたほか、後席シートベルトの中央席と外側席のバックルおよびタング部が色分けされた。これは後席シートベルトを装着しやすくするためで、「タクシー仕様」ならではの配慮といえるだろう。

価格は、221万3400円から271万1100円。

(webCG 曽宮)

「日産セドリックセダン」
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日産、「セドリックセダン」を一部改良の画像 拡大

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