カロッツェリア「サイバーナビ」最新モデル発売

2014.05.14 自動車ニュース 尾澤 英彦
「AVIC-VH0099S」
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カロッツェリア「サイバーナビ」の2014年モデル発売

パイオニアは2014年5月8日、カロッツェリア”サイバーナビ”の2014年モデル11車種を発表した。

「AVIC-ZH0099WH」
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「AVIC-ZH0077」
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今年のモデルの特徴は200mmワイドモデルの新設と、従来モデルの機能のブラッシュアップである。製品型番は0009から0099に進化した。

基本ラインナップはこれまでどおり2種類。インダッシュモニターとナビ本体からなる1DIN+1DINの「VH」、2DIN一体型の「ZH」だが、2DINのZH系には今回より横幅200mmのワイド型メインユニット(型番に「W」が付く)が誕生した。

都合3本となった柱をベースに、フロント前方に情報を表示するAR HUDユニットとクルーズスカウターユニットが組み合わされる。これら両方を同梱(どうこん)するフル装備仕様(型番末尾に「H」)と、クルーズスカウターユニットのみの仕様(同「S」)、どちらも付かないナビ単体の3パターンがそれぞれに用意され、0099系だけで9種類を構築、これらの下に機能を省略した0077系が、これも180mm幅と200mm幅の2種が用意され、合計11機種をそろえた。

リアルな風景に情報を重ねる次世代ディスプレイで直感的にドライバーを誘導する「AR表示」はサイバーナビならではのもの。ほかにも車載カメラを使った画像認識・解析技術によりドライブに安心をもたらす「ドライブサポート」や、高度なネットワークを駆使して、次々と変化する道路や施設の情報を素早く提供する「ネットワーク連携」も他の追随を許さない独自の機能である。今回は後者の代表的な機能「スマートループ・アイ」の画像収集地点が従来の約5000カ所から約7000カ所に増加して利便性を高めている。

また操作の使い勝手も見直し、地図スクロール速度を従来比約2倍に高め、画面のドラッグやフリックで操作する「マルチウェイスクロール」なども搭載された。

発売はすべて5月下旬で、いずれもオープン価格となる。

(文=尾澤英彦)

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