第6戦モナコGP決勝結果【F1 2014 速報】
2014.05.26 自動車ニュース【F1 2014 速報】第6戦モナコGP、ロズベルグが2年連続のポール・トゥ・ウィンで今季2勝目
F1世界選手権第6戦モナコGP決勝が、2014年5月25日、モンテカルロ市街地コース(3.34km)を78周して行われた。
3月の開幕戦を制したメルセデスのニコ・ロズベルグが今季2勝目、モナコでは2年連続となるポール・トゥ・ウィンを達成し、チームメイトのルイス・ハミルトンの連勝を「4」で止めた。
ハミルトンは予選2位から2位。途中、目に違和感を覚えペースダウンを余儀なくされ、終盤レッドブル・ルノーのダニエル・リカルドからの猛チャージを受けたが何とかその座を守り切った。メルセデスは今季5戦連続の1-2フィニッシュ、そして全戦優勝を続けている。
2戦連続で3位に終わったのはリカルド。スタートで3位から5位に落ちるも、前車の脱落でポディウム圏内に返り咲き、さらに最後の数周はハミルトンを激しく追い立てサーキットをわかせた。
5番グリッドからスタートしたフェラーリのフェルナンド・アロンソは前後に敵なしの単独走行で4位。以降は周回遅れとなり、フォースインディア・メルセデスのニコ・ヒュルケンベルグは5位で今季全戦入賞中、わずか0.1秒差でマクラーレン・メルセデスのジェンソン・バトンが6位に入り、第2戦マレーシアGP以来となる入賞を果たした。
ウィリアムズ・メルセデスのフェリッペ・マッサは16番グリッドから挽回し7位。万年テールエンダーのマルシャ・フェラーリをドライブするジュール・ビアンキが8位でチェッカードフラッグを受け、ペナルティーにより9位降格となったもののチーム初ポイントを獲得。8位はロータス・ルノーのロメ・グロジャン、そして10位はマクラーレンのケビン・マグヌッセンだった。
以下、11位マーカス・エリクソン(ケータハム・ルノー)、12位キミ・ライコネン(フェラーリ)、13位小林可夢偉(ケータハム)、14位マックス・チルトン(マルシャ)が完走。8台が途中戦列を去るというサバイバルレースの様相を呈した。
前戦チャンピオンシップ首位の座を奪われたロズベルグが122点で再び1位の座に返り咲いた。ランキング2位に落ちたハミルトンは4点後方。3位につけるアロンソはちょうどロズベルグの半分にあたる61点を獲得し、4位リカルドは54点、5位ヒュルケンベルグは47点をそれぞれ集めている。
コンストラクターズチャンピオンシップでは、1位メルセデスが240点、2位レッドブルは99点とギャップは広がるばかり。3位フェラーリは78点、4位フォースインディア67点、5位マクラーレンと6位ウィリアムズは52点でポイントが並んでいる。
(文=bg)
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