第8戦オーストリアGP決勝結果【F1 2014 速報】

2014.06.22 自動車ニュース bg

【F1 2014 速報】第8戦オーストリアGP、ロズベルグ3勝目、メルセデス1-2フィニッシュ

F1世界選手権第8戦オーストリアGP決勝が、2014年6月22日、オーストリアのレッドブル・リンク(4.326km)を71周して行われた。

11年ぶりに復活した同GPを制したのは、メルセデスのニコ・ロズベルグだった。予選、レース序盤と伏兵ウィリアムズ勢に先を越されたポイントリーダーは中盤、トップ奪取に成功。今季3勝目、通算で父ケケを抜く6勝目を飾った。

2位に入ったのはルイス・ハミルトン。予選で失敗し9番手スタートとなったがオープニングラップで4位まで挽回。その後は最後まで最大のライバルであるチームメイトを追ったものの届かなかった。メルセデスにとっては今年6回目の1-2フィニッシュとなった。

3位はウィリアムズ・メルセデスのバルテリ・ボッタス。フロントローから持ち味のストレートラインスピードを生かし上位に食らいつき、キャリア2年目にして初表彰台を獲得した。

6年ぶりのポールポジションからスタートしたウィリアムズのフェリッペ・マッサは、序盤首位を守るも結果4位フィニッシュ。フェラーリのフェルナンド・アロンソは今季ベストタイの4番グリッドから5位でチェッカードフラッグを受けた。前戦のペナルティーにより5グリッド降格の15番グリッドからスタートしたフォースインディア・メルセデスのセルジオ・ペレスは見事6位入賞を果たした。

マクラーレン・メルセデスのルーキー、ケビン・マグヌッセンは開幕戦2位に次ぐ好成績の7位、前戦カナダGPで初優勝したレッドブル・ルノーのダニエル・リカルドは8位、最後にリカルドに抜かれたフォースインディアのニコ・ヒュルケンベルグ9位、そしてフェラーリのキミ・ライコネンは辛抱のレースを10位で終えた。

以下、11位ジェンソン・バトン(マクラーレン)、12位パストール・マルドナド(ロータス・ルノー)、13位エイドリアン・スーティル(ザウバー・フェラーリ)、14位ロメ・グロジャン(ロータス)、15位ジュール・ビアンキ(マルシャ・フェラーリ)、16位小林可夢偉(ケータハム・ルノー)、17位マックス・チルトン(マルシャ)、18位マーカス・エリクソン(ケータハム)、19位エステバン・グティエレス(ザウバー)が完走した。

チャンピオンシップは、ロズベルグが165点とし首位をキープ。チームメイトのハミルトンとの差はさらに7点広がり29点差となった。ランキング3位のリカルドは83点、4位アロンソ79点、そして今回リタイアし無得点に終わったセバスチャン・ベッテルは60点で5位につける。

一方のコンストラクターズタイトル争いは、1位メルセデスが301点、2位レッドブルはその半分以下となる143点、3位フェラーリは98点を獲得している。4位争いは熾烈(しれつ)で、フォースインディア87点、マクラーレンはその2点後方で5位だ。

(文=bg)

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